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旧ソ連圏・中央アジアでの地図アプリは 2GIS を使おう

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カザフスタン滞在中に現地人に教えてもらった地図アプリが便利だったので紹介しよう。2GIS というロシアの会社が作成した地図アプリで、ロシアやウクライナなどの東欧に、カザフスタンやキルギスといった中央アジアを含む旧ソ連圏の情報が充実してるアプリだ。

Web ブラウザ版もあるが国毎にドメインがわかれているようで複数の国へ行く予定の旅行者にとっては面倒な上に機能も少ない。一方でブラウザ内蔵の翻訳機能を利用できるのでわかりやすいという利点もある。自分は Android 版を利用している。

2GIS アプリの最大の特徴は一度データをダウンロードしてしまえばオフラインで動くという点だ。なのでプリペイド SIM の残高を節約したい人やそもそも携帯回線による通信手段を持たない人でも利用できる。その代わりに利用する際には事前に地図データのダウンロードが必須となる。

地図のダウンロード方法は画面左側のメニューより「Cities」を選択し、ダウンロードしたい都市を選択するだけだ。「だけ」とは言ったものの都市名は全てロシア語表記なのでちょっとわかりにくい。

例えば中央アジアであれば「Almaty」は「Алматы」、「Bishkek」は「Бишкек」と表記される。一応英名で検索してもひっかかるしキリル文字は我々の利用するアルファベットと似ているところもあるのでなんとなく雰囲気でわかると思う。

2GIS の使い方だが、ダウンロードが必要な事以外は Google Maps などと同じように利用できる。位置情報を利用して現在地を表示したり、レストランやスーパーマーケットなどを検索することもできる。一週間ほど使ってみたが、Google Maps よりも情報が充実しているため重宝するアプリだ。

もちろんルート検索もできる。画面右下にある紐みたいなアイコンから、車やバス、地下鉄、徒歩など複数の交通機関から最適なルートを算出してくれる。アルマトイ市内は地下鉄は一路線のみなのでバスを利用する事が多いが、2GIS なら最適なバス路線を表示してくれるため便利だ。

言語を英語に設定しても翻訳が不十分でロシア語ばかり表示されるが、レストランやルート検索する程度であれば特に問題にはならないだろう。

ロシアや中央アジアなどを旅行するのであればインストールしておくことをオススメする。

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