PC を利用していると選択できないダイアログや画像などから文字をコピーしたいことがある。選択できない場合は通常であれば表示されている文字を見ながら自分で入力する必要があるが、文章が長ければ手間がかかる。
Microsoft PowerToys に搭載されている Text Extractor 機能を利用すると、選択できない文字も簡単に文字列として扱うことができる。
このページでは Microsoft PowerToys の Text Extractor 機能の使い方を紹介しよう。
Windows の機能を強化する PowerToys の紹介・インストール方法 | Lonely Mobiler
PowerToys の Text Extractor で画面上の文字をコピーする方法
PowerToys をインストールしたら設定画面の「Text Extractor」欄で機能が有効になっているか確認しよう。
このようにスイッチが「オン」になっていれば OK だ。
機能が有効になっている状態でショートカットキー Win + Shift + T を押すと、画面上を選択する表示になる。
この状態でテキストとしてコピーしたい項目を選択すれば、その内容を文字列としてクリップボードにコピーする。例えば、「PowerToys の設定」のメニューは文字列としてコピーできないが、Text Extractor で選択してやると以下のように文字列として扱うことができる。
全般
常に手前に表示
Awake
(0「Picke「
FancyZones
FileExploreradd-ons
表示されている文字を画像として読み込み OCR にかけているのか、このように一部正常に認識しない文字もある。しかし、一から文字を打ち込むよりかははるかにマシだろう。
例としてメニューの文字を選択したが、画像の文字をコピーすることもできる。特に画像内の文字を抽出したいなんて場面は以外と多いのではないかと思う。
このように Microsoft PowerToys を利用すれば簡単に画像やウインドウなどから簡単に文字列としてコピーすることができる。PowerToys にはこのような便利機能が沢山搭載されているため、Windows を利用するなら是非導入しておこう。
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