イシククル湖の後はビシュケクへ寄ったあとにフェルガナ盆地の都市オシュへ行く事にした。
場所はこのへん。国境が入り組んでいるあたりだ。オシュはウズベキスタンに隣接した都市でウズベク人が多く本来であればウズベキスタンとするべきだったのだろうが、ソ連のよくわからない考えによりキルギスとなったようだ。
ちなみに現時点ではオシュ州は外務省の海外安全情報にて「不要不急の渡航は止めてください。」、ウズベキスタンとの国境部分は「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」となっている。最近は平和なようだが注意しよう。
オシュまでの行き方
ビシュケクからは飛行機かタクシーで行ける、バスは無いらしい。自分は乗合タクシーで行った。詳しくは以下を参照してほしい。
ビシュケクからオシュへ乗合タクシーで行ってきた | Lonely Mobiler
宿にいる人を見てみるとウズベキスタン側からくる人も多いようだ。
オシュ市内観光
オシュ観光の目玉は世界遺産にもなった「スライマン・トオ」と巨大なバザールだろう。
世界遺産スライマン=トオ
キルギスで初の世界遺産となったのがオシュの中心部にあるスライマン=トーと呼ばれる山だ。街中からは大体どこからでも見ることができるオシュのシンボルともいえる存在だ。
麓にはレストランやユルタなどあり飯を食いながらのんびりできる。
入場料 20 KGS を払って登ろう。
スライマン=トーにはいくつかピークがあり、そのうち一番東側の頂上にはキルギスの国旗が掲げられておりモスクもある。
眺めも良い。
コースから外れて山を登る事もできるようだ。
道は無くもないが歩きにくく危険なのでオススメはしない。
丘の西側には小さな博物館もある。外国人料金で 150 KGS だった。
外見は立派だが展示内容はそこまで多くは無い。が、この山は非常に歴史が古いようでイスラム以前の宗教感も垣間見える、興味深いものであった。
館内は撮影禁止と言われたので写真は無し。
小さな売店もある。
オシュバザール
オシュバザールという名はビシュケクのものが有名だがオシュにも同様に巨大なバザールがある。というよりはこちらのほうが大きいのではないかと思う。
二回ほど行ったが、建物内だけでなく路上や橋の上など無秩序に露店が広がっており、どこからどこまでが市場であるとはっきりしない。
オシュバザール行ったついでに近くのモスクも寄ってみた。
オシュの安宿
オシュでは以下の CBT Hostel Osh に滞在した安くてフレンドリーなスタッフと良い安宿であった。
オシュまとめ
コンパクトな街で見どころもあり、居心地の良い街であった。また機会があれば寄りたいところだが交通の便が悪いのが難点か。日程に余裕があるならぜひ立ち寄ることをオススメする。
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