ベトナムへ入国する際、滞在予定日数的に観光ビザの申請を行う必要がでてきた。調べたところ大使館へ行かずともインターネット上で申請を行う事ができるようだったので実際に申請して入国まで出来たのでココにメモしておこう。
ベトナムの観光ビザについて
まずはじめにベトナムのビザについて簡単に解説しよう。
日本の旅券保持者がベトナムへ入国する際、15日以内の滞在及び入出国のチケットを所有している場合にはビザ無しで滞在が可能だ。この条件に該当する場合はこのページは読む必要は無い。
自分のようにそれを超えて滞在する場合、出国する航空券を所持していない場合には観光ビザを申請することで30日まで滞在が可能だ。
ベトナムの E-visa について
ベトナムのオンラインでのビザ申請は2017年2月より試験的に開始されたようだ。対象者は日本を含む40カ国の国籍者で有効なパスポートとベトナムへの入国禁止事由に反しないこととある。
発行されるビザは一回限り30日有効のものだ。手数料に25USDかかる。
現在は試験期間ということで二年後に見直しが入る。この記事を書いてる時点でもうすぐその二年が経過するので日付には注意してほしい。
ベトナムの電子ビザ制度の試験的運用開始 : 在ベトナム日本国大使館
-- 2019-03-13 追記
在ベトナム日本国大使館より、さらに二年間継続して行うとのお知らせが出ていた。これで少なくとも 2021年1月31日までは E-Visa を申請できる。
リンク先は上記と同じなので各自参照してほしい。
ベトナムの E-visa の申請方法
実際に申請を行ってみよう。申請は以下の Web サイトから行える。
Vietnam portal on Immigration/Vietnam visa - National portal on Immigration
ページを開いたら「e-visa」->「FOR FOREIGNERS」と進めよう。
E-visa 申請の解説ページになる。ここでは以下のような事が書いてある。
- パスポートのコピーと眼鏡無しの証明写真が必要
- 手数料は25USD、3営業日で結果が出る
- 登録コードとメールアドレス、生年月日を用いて E-visa 検索メニューから申請状況を確認できる
写真はスマホで撮ったものでも大丈夫だった。大丈夫なら画面下部のチェックを入れて次へ進む。
そうすると登録フォームが表示される。パスポートの情報に合わせてフォームを埋めていこう。
パスポートの情報以外の入出国に関する項目は以下のような感じで入力する。
Intended date of entry | ベトナムへ入国する日を入力 |
---|---|
Intended length of stay in Viet Nam | ベトナムへ滞在する日数を入力(デフォルトで30日となっているがそのままで良い) |
Purpose of entry | ベトナム入国の目的、旅行なら tourism で良い |
Intended temporary residential address in Viet Nam | ベトナムで滞在予定のホテルなどを入力 |
Grant Evisa valid from | ベトナム入国する日(で良いと思う、上記 Intended date of entry と連動するので自分で入力する必要は無さそう |
Grant Evisa valid to | 上に同じ |
Allowed to entry through checkpoint | 入国予定の場所を選択 |
Exit through checkpoint | 出国予定の場所を選択 |
入出国予定の場所については陸路国境や港も選択できる。国境の名前がわからない場合は Google Maps で確認してみよう。
全部入力したら一番下のチェックボックスを入れて Captcha を入力して確認画面へ進もう。
確認して OK なら手数料を払って数日待つとメールが来る。以下の Web ページで登録コードなどを入力して E-visa を確認しよう。
E-visa search - National portal on Immigration
一番下の「Click Here」の矢印を押すと E-visa の書類を PDF で表示する。入国する際に必要となるので忘れずにプリントしておこう。
これでベトナム入国の準備ができた。実際にプリントした E-visa を持ってタンソンニャット国際空港の入国ゲートへ向かったが、特に何か言われる事もなくすんなり30日の滞在許可を得られた。サンキューベトナム。
それでは良い旅を。
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