macOS では⌘+Tab でアプリケーションの切り替えが、⌥+Tab で現在開いているアプリのウインドウの切り替えを行う事ができる。が、Windows のようにキーボードショートカットで全てのウインドウの中から選択する方法は用意されていない。この仕様はウインドウを大量に開く人にとっては不便だ。
そこで Witch というアプリを利用すると macOS でのウインドウ切り替えが劇的に便利になる。
アプリをインストールしてショートカットキー(デフォルトでは ⌥+Tab)を押すと Witch を起動してアプリとウインドウの選択が行えるようになる。
アプリ一覧は標準機能と同じような感じだが、ここで↓キーを押すとウインドウの一覧が表示される。
例えば Google Chrome でウインドウを2つ開いているとこんな感じだ。
Google Chrome のように対応しているアプリであればタブも含めたウインドウの一覧を表示し、検索をかけることができる。目的のタブ・ウインドウを探す際に便利だ。
デフォルトではアプリ一覧からアプリを選択してウインドウを選択する、という手順になっているが、設定により最初からウインドウ一覧を開く事も可能だ。
より Windows OS に近い操作感になる。
さらに、メニューバーからアプリ・ウインドウを切り替えることもできる。
設定項目も多く用意しており、ショートカットキーの変更やアプリ・ウインドウの切り替えに関する挙動、タブを表示するか、色やフォント、といった様々な項目を設定できる。
このページのスクリーンショットを見てもわかるとおり、トライアル版ではオーバーレイで「○○回使った、購入してね」と表示される。気に入ったなら購入しよう。
Witch はこのようにウインドウ切り替えが非常に便利になるソフトウェアだ。とくにアプリ・ウインドウを大量に開く人にオススメできる。
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