Paint.NET ではテキストを描画する事ができるのだが、テキスト描画時によく利用するであろう「文字の縁取り」に関しては標準機能に用意されていない。
MS Paint の代わりにもなる Windows の使いやすくて高機能なペイントソフト paint.net
しかし Paint.NET ではプラグインを利用することで機能を拡張できる。文字の縁取りを利用するには以下の「pyrochild plugins」に含まれている「Outline Object」を利用すると良い。
Paint.NET に Outline Object プラグインをインストールする
以下の Web サイトにある pyrochild plugins の zip もしくは installer をダウンロードし実行しよう。
pyrochild plugins (2017-12-04) - Plugin Packs - paint.net Forum
自分は zip 版を利用した。zip を回答すると dll が沢山現れるので、Outline Object.dll を Paint.NET をインストールしたフォルダ(初期値であれば C:\Program files\paint.net)にある Effects に配置する。
installer なら多分実行してダイアログに沿うだけでインストールできると思う。
Paint.NET の Outline Object プラグインで文字に縁取りをつける方法
インストールできたら文字に縁取りをつけてみよう。いろいろ試してみたが、Outline Object プラグインを利用するには新規レイヤーを追加し、そこにテキストなどを描くと良いらしい。
このように新規レイヤー上でテキストを追加し、「効果」欄にある「Object」から「Outline Object」を呼び出す。
そうすると「Outline Object」のウインドウが表示される。このウインドウで枠線の太さやボケ具合、色などを指定できる。設定値はリアルタイムで反映されるので結果がどうなるのかがわかりやすい。
「Angle」を指定すると影のようなエフェクトをつけることもできる。「Blend」では描画モードを指定可能だ。「Blend」はあまり使う機会は無いかもしれないが覚えておくといつか役に立つ日が来るかもしれない。
「Outline Object」ウインドウで枠線の設定が完了したら「OK」ボタンを押せば確定する。
このようにプラグインを利用することで簡単に枠線を追加することができた。特にブログなどで画像に注釈をつけるような使い方をするのであれば便利に利用できるだろう。
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