Windows 11 に付属する Microsoft IME では入力した履歴を保存し、次回以降の変換精度を高めたり、予測変換に表示して効率よく変換する事が可能となっている。しかし、間違えて入力したものもそのまま表示されてしまうため、場合によっては学習してほしくない事もある。そういった場合には履歴を削除したり、機能そのものを無効化してしまおう。
このページでは Windows 11 の Microsoft IME で入力履歴を削除・無効化する方法を紹介しよう。
Windows 11 の Microsoft IME で入力履歴を削除する方法
入力した履歴は一つずつ削除する方法と一括で削除する方法の二種類がある。
まずは一つずつ削除する方法を紹介しよう。入力履歴を削除するには入力変換ウインドウから「×」ボタンを押すだけだ。
このようにマウスカーソルを入力候補にもっていくと「×」ボタンが表示される。この「×」をクリックする、もしくは表示されているとおり Ctrl+Del でも削除できる。
一括で削除するには Microsoft IME の設定欄から行う。
スタートメニューから「設定」アプリを起動し、「時刻と言語」->「言語と地域」->「Microsoft IME」を開こう。もしくは、画面右下のタスクトレイから IME のアイコンを右クリックし、「設定」を開いても良い。
Microsoft IME の設定画面が開いたら「全般」をクリックしよう。
「全般」を下のほうにスクロールしていくと「予測入力」という項目があり、その中に「入力履歴の消去」というリンクがある。
これをクリックすると「学習と辞書」という画面になる。
ここに「入力履歴の消去」というボタンがある。これをクリックすると入力履歴を削除できる。
Windows 11 の Microsoft IME で入力履歴を無効化する方法
入力履歴そのものを無効化する場合も、「設定」アプリから行う。
すべて削除する時と同様に「設定」アプリから「時刻と言語」->「言語と地域」->「Microsoft IME」->「全般」を開こう。
そうすると予測変換の欄に「入力履歴を使用する」という項目がある。このスイッチを「オフ」にすれば入力履歴を使わなくなる。
変換を保存されると困る場合にはオフにしておこう。
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