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Win/Mac/Linux対応でOSSなファイル転送ソフト FileZilla

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Web 開発者であればサーバーへアクセスしてファイルを転送する機会は多いと思う。最近は scp を利用する事が多いが、コマンドを直打ちするよりは GUI のクライアントのほうが使いやすい。

自分は長年 FileZilla という FTP/SCP クライアントを利用している。

FileZilla - The free FTP solution

リリースされてから15年以上経つ歴史のあるソフトウェアだが現在も頻繁にアップデートされており、より使いやすく進化している。普段利用しているがこのブログに書いた事は無かったので改めて紹介しよう。

FileZilla とは

FileZilla を簡単にいうとサーバークライアント間でファイルを転送する為のオープンソース・プロジェクトだ。そのためプロジェクトの公式ページではクライアントとサーバーの両方が公開されている。

といっても今となっては scp を用いる事が普通なため、あえてサーバーを利用する事は殆ど無いと思う。

クライアントは Windows(64bit/32bit), macOS, Linux それぞれに対応している。オープンソースなため無料で利用できるのも良い。自分も Windows と macOS 両方にインストールして利用している。

FileZilla のインストール

公式ページより自分の OS に合ったファイルをダウンロードしてインストーラーを起動しよう。例えば Windows であれば以下のようなダイアログが表示されるのでそれに沿っていけばインストールできる。

インストールの際に特に難しい選択肢などはなく、初期値のまま次へ進み続ければ良い。

FileZilla の使い方

FileZilla を起動すると以下のような画面が出る。

画面中央左がローカルファイル、右がリモートファイルのウインドウとなる。その上下は各種ログが表示されるウインドウとなっている。

サーバーへ接続する際にはこのウインドウ上部にあるクイック接続欄もしくは左上のアイコンから「サイトマネージャー」を開いてアドレスやユーザー名、ポート番号などを入力して「接続」を押す。

サイトマネージャーのほうがより詳細な設定を行えるので最初からそっちで行ったほうが良いと思う。自分も普段はクイック接続欄は非表示にしている。

サポートしているプロトコルは FTP, SFTP(SCP), Storj の3種類。Storj というのは初めて知ったがブロックチェーンを用いた分散型クラウドストレージ?のようだ。これについては詳しくないので省略する。

接続できると以下のように右側にサーバーのファイル一覧が表示される。

この状態でローカルにあるファイルをダブルクリックするとアップロード、逆にリモートにあるファイルをダブルクリックするとそれをダウンロードする。同名のファイルがあった場合には以下のように上書きするかどうかのダイアログが表示される。

単に上書きか否かを選択するだけでなく、ファイルの日時やサイズに応じて選択を変更できる。他のファイルについても同じ選択を適用できるので複数のファイルを転送する際もスムーズにできる。

ファイルを右クリックするとより詳細な操作ができる。

とりあえずこれだけ覚えておけば最低限ファイルの転送を行う事ができる。

FileZilla は大変便利なソフトウェアなので今後も各機能の使い方を解説していこうと思う。

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