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アーマードコアVIをクリアした

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アーマードコアシリーズ約10年ぶりの新作であるアーマードコア VI をクリアした。Steam 版がリリースされた25日午前7時から開始し、4日で45時間程度費やし三周目までやり遂げた。こんなにゲームしたのは20年ぶりぐらいだろうか。それぐらい楽しかった。

俺は初代アーマードコアをほぼリアルタイムでやっていたぐらいの古参だがシリーズ全てを遊んだわけではない。PS2 を所持していなかったので AC2/3 系はあまりやっておらず、3・SL・LR を PSP で遊んでいたぐらいだ。その後 XBOX360 で 4/fA/V/VD は遊んだので一応シリーズ半分以上は経験があると言えるだろう。

正直アーマードコアの新作が出るとは思っていなかった。ロボゲーは Steam でもあまり売れているように見えなかったし根強いファンはいても一般向けはしないもんだと。ソウルシリーズや SEKIRO、エルデンリングなどの同社のゲームが売れて余裕が出てきたのだろうか、ちゃんと出してくれた。それだけでも嬉しかった。俺たちレイヴンは忘れられていなかったんだ。

しかし実際にプレイしてみると今までのアーマードコアとは毛色が違った。難易度が高いというのは予想通りだがボス戦のあまりの強さやスタッガーの存在・ボス前のチェックポイント及び補給による死ぬことが前提のゲームバランスはどちらかというと、ロボの皮を被ったソウルシリーズに感じる。ソウルシリーズやったことないけど。

このあたりは賛否あるところだろう。個人的には戦闘時の緊張感があって好きではある。対戦時にもACSゲージのたまり具合やパルスアーマーを切るタイミングの駆け引きはなかなか面白い。今までのアーマードコアとは違うが、フロムソフトウェアのゲームという感じはする。

ミッションで特に苦戦したのが CEL-240 戦だった。あまりにも勝てないので攻略法をググったが結局アセンは対して変わらないのでひたすら敵の攻撃タイミングを覚え、二連装グレネードとガトリングでどうにかした。人によってはアイスニードルやショットガン・パイルバンカー等々バリエーションが豊かなのも AC の面白いところだ。自分の機体は最終的には軽二脚にショットガン四丁担ぐスタイルになり、二週目以降のミッションはほぼそれでゴリ押しした。

それからキーボード・マウス操作(通称キーマウ)に対応したのも大きい。自分は普段 Apex や Valorant のような PC 向けゲームをやることが多くキーマウに慣れている。従来のアーマードコアには旋回性能というものがあり機体を旋回する速度もパーツ性能の一部だったのだが、マウス操作に対応するためか今作では無くなってしまった。マウスで操作するのでターゲットアシスト機能は一切利用しておらず、CEL-240 のように高速で飛び回る敵相手では見失う事もしばしばある。

それ以外の要素は従来のアーマードコアだ。主人公の傭兵がなんやかんやあってイレギュラーな存在となり世界を左右することになる。企業間でドンパチやるし国の存在は消滅して謎の機関が存在するし相変わらず人間は描写されない。この世界観は完全にアーマードコアのものだ。アセンブルは変更可能な場所が減ったものの自由度の高さは相変わらずだ。アリーナも健在。

10年ぶりの新作ということもありシリーズのオマージュ的な要素があったのもニヤリとくる。例えばアリーナを全て制覇したときの実績は Master of Arena だし、カーマンライン突破はここだけエネルギーが無限になり ACfA の虐殺ルート・クレイドル03襲撃を彷彿させる。オンライン対戦機能の名前はネストだがこのゲームの主人公はレイヴンなので、初代にあった傭兵派遣組織のレイヴンズネストを連想する。どこだったか忘れたがイレギュラーと呼ばれるシーンもあった。

不満点をあげるならマルチプレイの要素が少なすぎる事ぐらいか。前作の ACVD よりも少なく今作は COOP ミッションは皆無、カスタム部屋を作成しての対人ができるだけだ。その対人もラグが気になる。将来のアップデートがあるのかわからないが、それがなくとも 4→fA や V→VD の流れからすると 6 ももう一作続きが出るだろうと思う。今後に期待したいところだ。

ゲームとは直接関係ないが、昔 ACV/VD を遊んだ友人と久しぶりに連絡したり一緒に遊ぶきっかけにもなったのも良かった。

あとは全ミッション S クリアを目指しつつのんびりしようと思う。

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