数ヶ月前に購入した M1 搭載の iPad Pro には概ね満足しているのだが、ひとつ重大な欠陥がある。それは画面オフの状態からホーム画面を表示するまでの手順の多さだ。
俺の利用している Android スマートフォンである Xiaomi Mi Note 10 では画面真ん中下に指を載せるだけでロックを解除し、ホーム画面を表示してくれる。他の Android 端末でも概ね指紋認証を行えばホーム画面が表示されるだろう。iPad Pro に買い替える前の無印 iPad ではホームボタンを指で押せば指紋認証とロック解除を同時に行うため、簡単にホーム画面を表示することができた。
ところが iPad Pro はそうはいかない。Touch ID(指紋認証)ではなく Face ID(顔認証)を採用した iPad Pro では以下の手順を行う必要がある。
- 画面をダブルタップ
- 顔をフロントカメラの写る範囲に移動させる
- 上へスワイプする
ここまできてようやくホーム画面が表れる。手順が多すぎる、他の機種の三倍面倒くさい。ついでにいうとフロントカメラを触らない事も重要なので更に余計な事を考えないといけない。散々直観的なインターフェイスとかなんとか言って使いやすさを強調する Apple 社がこんなクソ面倒くさい仕様にするのか?と思ってもっと楽にする方法を探したが全く見つからない。精々 AssistiveTouch を使えば上にスワイプしないで良いとかいう程度だ。それじゃ手順は減らんのだよ。
指紋認証なら指を指定の場所に触れるだけで済むのに、実用性を無視して顔認証とかいうマスクしただけで使い物にならなくなる欠陥品を採用したせいでこうなっているんだろう。Apple 社は本当にコレが使いやすいと思っているのか。
とはいえ指紋認証も完璧ではない。指の状態によっては正常に反応しない事もある。なので Android 端末は顔認証と指紋認証両方使えるものが多い。そのほうが個人の好みに合わせて選択できる。顔認証のみに強制するべきではない。
せめて画面ダブルタップのみで Face ID が動くようになればマシなのだが、どうにかならんのか。
コメント
死ぬほどわかる
Androidと一緒に使ってる人ならわかるけどクソほどめんどくさい。
androidと同じように中心部を上にスワイプすると通知が表示されるのはアホかと。。
なんでタッチ領域の90%が通知表示で下のバーだけがロック解除なのか