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iPad Pro 11 第三世代を購入した

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今まで利用していた無印 iPad 第七世代に大分不満が溜まって来たので新しく発売された iPad Pro 11-inch 第三世代を購入する事にした。

第三世代 iPad Pro 11-inch は SoC に M1 を搭載したモデルで処理速度の高速化に重点を置かれた製品のようだ。それ以外の機能は前モデルと同様だが、俺の場合は無印 iPad からの買い替えなので違いもいろいろある。まだ購入してから1週間程度しか経っていないが、触ってみた感想をここに記載しておこう。

iPad Pro 11-inch 第三世代レビュー

ここでは主に無印 iPad と比べた iPad Pro 11-inch について述べていこうと思う。第二世代と第三世代の違いは他のサイトを読んで。

M1 はとにかく速い

各種アプリを動かしてわかるのは動作の速さだ。特にペイント系のアプリのような動作が重いアプリを操作している際には明らかに体感でも分かるほど速さに違いがある。とはいえ比較したモデルは Apple A10 Fusion 搭載なのでそのぐらいの違いはあってもおかしくない。本来ここで比較するべきは一つ前のモデルである iPad Pro 11-inch 第二世代だろう。

自分は第二世代を利用していなかったので Web 上でベンチマーク結果を見ると iPad Pro 11-inch の第二世代と第三世代では1.5倍程度の差があるようだ。

第3世代11インチ「iPad Pro」のベンチマークテストやセンターフレーム機能を試してみた - GIGAZINE

iPad Pro 11-inch は去年発売されたモデルなので一年で1.5倍もスコアが向上するというのはなかなか凄いんじゃないかと思う。

汎用性の高い Type-C 搭載

無印 iPad と Pro ではコネクタが Lightning から USB Type-C になったのも特徴の一つだ。Lightning は Apple 社しか利用していない汎用性が低くケーブルの品質も悪くてダメになりがちな端子なのだが、Type-C になったことで Android スマートフォンやモバイルバッテリーなどの他の機器と充電ケーブルを共通化する事ができるようになった。さようなら Lightning, ついでに iPhone も Type-C にしたほうが良い。

Apple Pencil 第二世代は便利

Apple Pencil の第二世代も便利だ。第一世代ではケーブルもしくは iPad に刺して充電しなければならないため、充電忘れにより利用できないタイミングがあったり、充電するのに一々ケーブルを抜き差ししないといけないなど、充電回りの使い勝手が非常に悪かった。

第二世代では iPad Pro の側面に磁石でくっつけるだけなのでそのような手間は無い。充電のことを一切気にする必要がないというのは大変便利だ。ただ、ダブルタップでツールを切り替える機能は今のところ誤作動が多い。これは慣れたら正確に切り替えられるようになるかもしれない。

ついでにグリップもつけた。グリップあっても充電はできるが購入したケースとはピッタリはまらなくなってしまった。

LiDAR スキャナと TrueDepth カメラは強い

Pro 特有の機能としては背面カメラの LiDAR スキャナとフロントの TrueDepth カメラも外せない。LiDAR スキャナは簡単にいうとレーザー光を利用して距離を計るものでカメラのオートフォーカスの高速化や AR アプリなどに利用される。

TrueDepth カメラも似たような感じで物体の形を検出するもので、Face ID などに利用される。頭の動きや表情の変化を読み取ることができるので、VTuber のようにアバターを動かすといった使い方もできる。

例えば Vtube Studio というアプリを利用すれば TrueDepth カメラを使用して Live 2D のキャラクターを操作することができる。この画面を配信すれば VTuber だ。

Face ID は非常に使いにくい

ただ TrueDepth により実現可能となった Face ID 自体は使いやすいとはいえない。iPad は横向きで見る事が多いのだが、センサーのある場所は丁度手で持つ場所とかぶってしまうため、一々持ち方を直さないといけない。机の上に置く場合にはカメラが顔を捉えられるような位置・角度で置く必要があるため、配置の自由度が低くなるか、カメラに顔が映るような姿勢でないとロック解除できない。

また、Face ID そのもののせいではないと思うが、認証するためには画面をオンにしないといけない上に、Face ID の認証が通った後画面を上へスワイプしないといけないため、使うまでに時間がかかる。Touch ID(指紋認証)を利用した無印 iPad と比べて明らかに使い始めるまでの時間及び手間が増えた。

無印 iPad であればホームボタンが指紋認証を兼用しているため、ホームボタンを押すだけでホーム画面が表示される。手持ちの Android スマートフォン(現時点では Xiaomi Mi Note 10)であれば画面内の指紋認証に指を触れるだけでホーム画面が表示される。これらは動作一つだけで済むので楽だ。

ところが iPad Pro は使用する際に「Face ID が使える位置に画面か顔を動かす」「画面をオンにする(と同時にFace ID を実行)」「上にスワイプする」の三つの動作を必要とする。これは非常に手間だ、明らかに劣化している。何故 Apple はこのような手間のかかるシステムにしているのだろうか。どうやら調べてみると iPhone も同様らしいが、本当にこれが使いやすいと思ってこのような仕様にしているのだろうか、理解に苦しむ。

まとめ

最後は文句になってしまったが概ね満足のいく品である。iPad は毎日触るものなのでガンガン使い倒していきたいと思う。

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