Discord の画面共有機能が Go Live という名前になって新しくなった。ゲームを配信する事に特化したためか他の用途で利用している人々にとっては多少不便になってしまった。特に画面全体の共有ができなくなったのは困る人も多いだろう。
Discord の GoLive 機能でゲーム画面を共有する方法 | Lonely Mobiler
この記事では Discord の Go Live で画面全体を無理やり共有する方法を紹介する。完全に同一の機能というわけにはいかないが、一応画面全体を共有できるようになる手法だ。
-- 2020-04-15 追記
Discord のアップデートでいつのまにか Go Live 実行時にデスクトップ全体を選択する機能が追加された。
Go Live を起動しようとすると以下のようなウインドウが出る。
「画面」を選択して Go Live に表示したい画面を選択するだけで良い。モニターを複数接続している場合にはどれを配信するのかも選択できる。
なので以下の記事はもう読まなくていいです。
OBS を利用して Discord の GoLive でデスクトップ全体を画面共有する
Discord の Go Live では配信画面をアプリケーション単位での指定しかできない。であれば全画面をキャプチャするアプリケーションを Go Live に認識させればよい。というわけで OBS を利用してデスクトップ全体を画面共有してみよう。
Open Broadcaster Software | OBS
まずは OBS をダウンロード・インストールしよう。このソフトウェアは本来は Twitch や Youtube Live などにライブ配信したり画面を録画するためのソフトウェアだが、今回はどちらも利用せず配信時に表示される画面のプレビュー機能を利用する。
OBS を起動したら画面下にある「ソース」欄に「画面キャプチャ」を追加しよう。
「ソースを作成/選択」はこのまま「OK」を押す。
「画面キャプチャのプロパティ」画面で正常にデスクトップをキャプチャできる事を確認し、「OK」を押す。
OBS の画面でデスクトップがキャプチャできてる事が確認できたら OBS のメニューにある「表示」から不要なアイテムを削除しよう。そうすれば画面を広く使える。
これで OBS の準備はできた。次は Discord で OBS を認識させる。
Discord の設定画面にある「ゲームアクティビティ」で「ゲームが見つかりませんか?追加する!」のボタンを押して「OBS」を追加しよう。
そうすると以下のように Discord のウインドウ左下に「OBS」が表示され、Go Live を開始するボタンが現れる。これを押して画面共有を開始しよう。
Go Live 前にはどこのチャンネルで配信するかが表示されるので確認して「Go Live」ボタンを押そう。
これで OBS の画面が配信される。
OBS の画面そのものを配信する都合上 OBS のウインドウやメニューなどは表示されてしまうが、デスクトップ全体は配信されているので良しということにしよう。もちろん OBS 以外にも画面をキャプチャできるソフトウェアであればなんでも良い。
しかし画面共有機能、前の仕様のほうが使い勝手良かったなぁという感じはする。ここでそれを言ってもしょうがないが。
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