カッパドキアを一通り楽しんだ後はトルコにあるまた別の世界遺産であるヒエラポリス・パムッカレへ行ってきた。
ヒエラポリス・パムッカレへのアクセス
観光の拠点となるパムッカレの町は小さいが、人気観光地である為他の都市からバスが出ており、簡単に行く事ができるだろう。自分もギョレメより夜行バスでパムッカレへ移動した。
イスタンブールからでももちろんバスでいけるが10時間ぐらいかかるようなので乗るなら夜行バスとなるだろう。自分もイスタンブールへ戻る際に夜行バスを利用した。なぜかイズミルを経由するちょっと遠回りに思えるルートを取ったがバス会社によるのだろうか。。。
飛行機で行く場合は近隣の都市であるデニズリにあるデニズリ空港を利用する事になるだろう。バスは時間がかかるし疲れるので飛行機で行くのも良さそうだ。デニズリ空港からはパムッカレまでのバスが出ている。
ちなみにデニズリ-イスタンブール間は電車でも行けるらしい。
ヒエラポリス・パムッカレツアー
なんか歩き回るの面倒くさいなーと思ってツアーに申し込んだ。しかしあとから地図みたら別にツアーじゃなくても良かったのでは・・・という気がした。まぁ遺跡の解説とかしてくれるのは良かった。いくらか忘れたが大した値段ではなかったし。
レッド・スプリング
最初に行ったのはレッドスプリング。スプリングというよりは温泉なので熱い。そういえばトルコは地震国で火山はもちろん温泉もあるのだ。レッドスプリングの由来は湯に鉄分が含まれていて周りが赤くなるからだそうだ。
パムッカレといえばこういった段々となっている形状が有名だろう。この後にもっとでかいのを見る事になる。
このへんは地元の人っぽいおばちゃん達の足湯の場となっていた。
ヒエラポリス遺跡
レッドスプリングの次はヒエラポリス遺跡へ。チケットを貰って中へ入ると朽ち果てた遺跡が見られる。
最初に見えるのがサウスゲートと呼ばれる城壁と門。
ローマ帝国の温泉保養地として栄え、戦争などとは無縁の平和な街だったののだけど地震でなんども破壊された。何度か復興したらしいが14世紀の大地震で完膚なきまでに破壊されそのまま廃墟とかしたらしい。
遠くにはシアターが見える。後から行くのだがこれは修復したのだろうか、結構綺麗だ。
シアターへ向かう途中にも破壊された遺跡が見られる。
シアターの上から見た図。こういった形状の劇場をローマ劇場と呼ぶらしいのだが、案内板には単に「Theater」と書かれているのみの場所が多かった気がする。なかなか綺麗に整備されている。
柵があるので進めるのはここまで。
パムッカレの石灰棚
パムッカレといえばこの石灰棚だろう。真っ白な棚田みたいな形状をしている。この形状は人が作ったのではなく、長い年月をかけて自然に出来上がったらしい。
水着の人が多いのはこのすぐ近くにプールがあるからだろう。残念ながら以前より立ち入り禁止の区域が増えた為に自由に動く事が難しくなってしまったようだ。
ここも地面が赤っぽくなっているのはやはり湯に鉄分が含まれているからなのだろうか。
ここからはパムッカレの街を一望する事もできる。街から歩いてここにくる場合はこの石灰棚を登る事になるようだ。
カッパドキア同様、他の地域ではなかなか見られない珍しい景色を楽しむ事ができる。予定が合うのであれば是非行くと良いだろう。
パムッカレの後はイスタンブールへ
トルコ観光の目的を達した為に帰国に備えイスタンブールへ戻る事にした。
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