Web サイトに右クリックや選択禁止を実装すべきではない理由

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いくつかの Web サイトには著作権保護などと言い右クリックや文字列の選択を禁止しているところがある。

個人のブログや Web サイトだけでなく Mery や retrip, Naver まとめといったキュレーションサイトだかメディアだか知らないが企業ですらコピペ記事を量産している現状では、コピペを禁止する為に右クリックや文字列の選択を禁止したい気持ちもわからないでもない。事実、自分のブログ内の文章や画像も他人に勝手に使われた事があり大変不愉快ではある。

が、自分は以下のような理由により、右クリックや文字列の選択は禁止すべきではないと考えている。

ユーザーのブラウザ操作に支障が出る

ブラウザの右クリックや文字列の選択後などに行う事ができる機能を簡単に紹介しよう。以下は自分の Google Chrome での表示となる。

何も選んでいない時の右クリック

リンクを右クリック

文字列を選択して右クリック

画像の上で右クリック

Web ブラウザ上で右クリックを行う事でこれだけの操作を行う事ができる。自分が良く利用するのは「戻る」「Google 翻訳」「新規タブ/ウインドウ/シークレットウインドウで開く」「リンクのアドレスをコピー」「はてなブックマークで表示」「Googleで○○を検索」「新しいタブで画像を開く」「Google で画像を検索」といったところだ。

右クリックと文字列の選択を禁止するという事はユーザーの行動をこれだけ阻害しているという事になる。一言で言うと、「不便」だ。

もちろんこれらの操作は右クリック以外にもショートカットキーやブラウザのツールバー上、拡張機能を入れればマウスジェスチャーなどで行う事もできる。が、片手でブラウジングをしている際はショートカットキーを利用できず、ツールバーまでマウスカーソルを動かすよりはその場で右クリックしたほうが早い、そもそもショートカットキーに登録されていない操作もある、といった様々な欠点がある。

拡張機能を入れて解決しようにも自分のように複数のブラウザを併用している場合には、それぞれ設定するのが大変というのもある。プライベートモードで実行すると拡張機能が無効化されるという問題もある。ちゃんと設定すれば使えるけど。

本来利用できて当たり前のブラウザの操作を邪魔されるというのは大変不愉快な事である。

右クリックや文字の選択を禁止してもコピペは防げない

右クリックを禁止しようが文字列の選択を禁止しようが回避する方法はいくらでもある。

単に右クリックや文字列の選択を有効化するのであれば Enable Right Click や Allow Copy といった拡張機能をインストールするとそれだけで使えるようになる。

こういった拡張機能を使わずともどの Web ブラウザにも搭載されている開発者ツールを用いる事でも様々な操作を行う事ができる。

別途記事を書いたのでリンクをはっておこう。

右クリック禁止の Web サイトから画像をダウンロードする方法

文字列の選択を禁止された Web ページで文字を選択する方法

このように簡単にコピペができる現状であえて右クリックや文字列の選択を禁止する必要があるのだろうか?少なくとも俺は無いと考える。単なる自己満足ではないだろうか。

カジュアルなコピペを防ぐという人もいるが、極わずかの盗人の為にユーザーの利便性を下げてまで意味のない対策を行うべきなのか、考えるべきだろう。

まとめ

俺が不便なので止めてくれ。

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