日本人に人気の東南アジアの国といえばタイ、タイ、カンボジア、タイ、と大体そのへんの国になるだろう。俺も年1回程度は行くので良くわかる。
ところでタイの南側に位置するマレーシアはそれらと比べるとだいぶ影が薄い。有名な世界遺産や観光地があるというわけでもなくムスリムの国で酒が高く夜遊びも少ないのであまり人気が無いのだろう。
しかしマレーシアも他の国に劣らず良い所だと思っているので簡単に紹介しておこうと思う。
ビザが緩い
海外に長期間居ようと思った時に困るのがビザだ。旅行者に人気のタイはここ数年でビザ取得が厳しくなった。ノービザでは1ヶ月まで、申請すれば2ヶ月居られるが、一年で出入国は4回までといった制約もある。もっともこういった制約は結構いい加減に運用される印象があるが。。。
他の国もノービザではラオスとベトナムが二週間、カンボジアがアライバルビザを取得して30日程度だ。もっともカンボジアは一年間居られるビジネスビザが簡単に取れるらしいが。
マレーシアはノービザで3ヶ月も居る事ができる、これは他国には無い最大の利点だと思う。
飯が美味い
マレーシアの飯は美味い。と言っても、東南アジアは大体どこ行っても飯は美味い。
マレーシアの美味しい料理を紹介しよう | Lonely Mobiler
マレーシアは多民族国家でそれぞれの民族の料理が食べられるのが良い。大体どこに行っても中華料理とマレー料理、インド料理を食べる事ができる。
もちろんタイやベトナム等他の国も単一民族国家というわけではないし、海外の料理屋も存在する。がその数は少ない。
物価は安い
物価は大体日本の1/3から1/2ぐらいだろうか。他の東南アジアと変わらないだろうと思う。
自分が今泊まっているドミトリーが一泊25RM(約633JPY)、食事は一回10RM(約250JPY)程度だろうか。探せばもっと安いところもあるけどこんなもんで十分だ。
但し酒だけは高めだ。酒飲まないから良いんだけど。
英語が通じる
英国連邦なだけあってフィリピンやシンガポールほどではないが東南アジアの中では英語が通じるほうだ。タイとかちょっと観光地から離れたら全く喋れない人をよく見る。
英語以外にマレーシアで使われる言語はマレー語と中国語が多い。マレー語はアルファベット表記なので読む事はできるし、中国語は漢字なので多少は意味がわかる。
これがタイやカンボジアとなるとまず文字が読めない。とくにローカルの飯屋にいくとメニューが文字だけだったり、バスの表記が現地語だけで行き先がわからなかったりして大変。
治安が良い
基本的にマレーシアは治安が良い。比較になるほど他の国が悪いか?と言われたらいやそんなに変わらないのではないか、という気もするが、他の国と比べあまりテロや犯罪に巻き込まれたという話も聞かない。が旅行者を狙った犯罪なんかはどこにでもあるので気をつけたほうが良いだろう。
一応、以下のランキングでは東南アジアの中ではシンガポールについで二番目に位置している。が、どういう算出方法なんだこれ。
http://dlift.jp/countrypeace/countryPeaceDisplay
デメリットもある
もちろんデメリットもある。というかマレーシアが人気ない原因はココではないかという気はする。
1つは酒が高い。ムスリムの国だからだろう。といってもその辺に普通に缶ビール売ってるのでイランやサウジのように飲む事すらままならないという事にはならない。イランもサウジも行ったこと無いけど。
2つ目は夜遊びできるところが少ない。遊ぶならタイとかカンボジアとか行ったほうが良さそう。
自分は酒を殆ど飲めず夜遊びもしないのでマレーシアでも特に問題無い。
まとめ
マレーシアも他の東南アジアの国も良いところなのであまり比較してもなぁという感じはするのだけど、ちょっと影が薄い気がするので書いてみた。良いぞ。
コメント