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仮想化が有効なのにWSL2が利用できない場合の対処方法

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久しぶりに WSL を利用しようとしたところ、正常に起動できなくなってしまった。

WSL2 は、現在のマシン構成ではサポートされていません。
"仮想マシンプラットフォーム" オプション コンポーネントを有効にし、さらに、BIOS で仮想化を有効にしてください。
"仮想マシンプラットフォーム" を有効にするには、次のコマンドを実行します: wsl.exe --install --no-distribution
詳細については、https://aka.ms/enablevirtualization をご欄ください
Error code: Wsl/Service/CreateInstance/CreateVm/HCS/HCS_E_HYPERV_NOT_INSTALLED

[プロセスはコード 4294967295 (0xffffffff) で終了しました]
このターミナルを Ctrl+D で閉じるか、Enter キーを押して再起動できます。

このように表示されてしまった。

Windows の機能を確認したところ、「仮想マシンプラットフォーム」だけでなく「Linux 用 Windows サブシステム」、「Windows ハイパーバイザー プラットフォーム」もチェックが外れてたため、全て有効化して再起動した。しかし、同様に上記エラーメッセージが出て WSL は起動しなかった。

当然 LeoMoon CPU-V を使用し、 CPU の仮想化機能が有効になっていることも確認済みだ。

Ryzen マシンで AMD-V/SVM を有効にする方法・確認方法 | Lonely Mobiler

PC のバーチャライゼーション(VT-x)を有効にする方法・確認方法 | Lonely Mobiler

一見設定は問題ないように見えるが全く起動しないため Google 検索したところ、似た症状の人を発見した。

仮想化されていてもwslが使えない Even if virtualized, wsl is not available. · Issue #10076 · microsoft/WSL · GitHub

どうやら「Windows の機能」では有効になっていても Hyper-V がオフになっていることがあるらしい。というわけでコマンドプロンプトを管理者権限で開き、コマンドを入力して確認してみる。

> bcdedit /enum | find "hypervisorlaunchtype" hypervisorlaunchtype off

確かにオフになっている。何故...。

再度 bcdedit コマンドで設定を行う。

> bcdedit /set hypervisorlaunchtype auto この操作を正しく終了しました。

> bcdedit /enum | find "hypervisorlaunchtype" hypervisorlaunchtype Auto

このあと PC を再起動したところ、正常に WSL が起動した。

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