通常 PC を購入した際にはキーボードやマウスもセットでついてくる事が多い。しかし最近はタブレット PC のようにキーボードが付属していないマシンもあるようだ。また、長く使っていると壊れてしまう事もある。
もし手元にキーボード・マウスが無いがスマートフォンはある、という場合にはスマートフォンを PC のキーボード・タッチパッド・テンキーとして利用可能な Air HID というアプリを試してみよう。
PC 側には andReceiver というアプリをインストールして実行する必要がある。andReceiver は実行の際に Java が必要となるのでこちらも無ければインストールしよう。
Air HID と andReceiver の使い方
このアプリはネットワークで接続するので、PC と スマートフォンを同一のネットワークに接続しよう。
andReceiver をダウンロードし解凍すると、andReceiver.bat と andReceiver.jar の二つのファイルが現れる。
andReceiver.bat を実行しよう。そうすると小さなウインドウが表示されるはずだ。
この状態でスマートフォンで Air HID を起動し、PC の IP アドレスを入力する。
横画面にすると下が切れてるが、「Apply」というボタンがあるのでそれをタップすると PC と接続し、キーボード・タッチパッドとして利用することができる。
キーボードはカナ刻印の無い日本語配列のようだ。ENTER キーなどの位置はやや特殊だが概ね普通のキーボード配列といった感じ。見にくいが画面左右下の端にある矢印をタップするとキーボード・タッチパッドを切り替えられる。
タッチパッドはこんな感じ。スマートフォンのサイズにもよるがノートパソコンのタッチパッドよりも広く使えるのは良い。
このような感じで簡単にスマートフォンを PC のキーボード・タッチパッドとして利用することができる。キーボードが壊れた際の予備やタブレット端末の操作・テンキーの無いノートパソコンでテンキーとして使うなど様々な用途が考えられる。今使わなくてもいつか役に立つかもしれない。
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