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右クリック禁止の Web サイトから画像をダウンロードする方法

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Web サイト上に表示されている画像をダウンロードしたり、その画像を利用した Google 画像検索を行おうと思った時に厄介な事の一つに「右クリック禁止」がある。

通常 Web ページから画像をダウンロードするには画像にカーソルを合わせて右クリックし、「名前を付けて画像を保存」を選択する事が多い。

ところが世の中には「著作権保護」を目的として右クリックを禁止している Web サイトがある。画像や文章をコピーして自分のブログ等に貼り付ける輩がいるからだ。この Web サイト上の文章もコピペされたり画像を無断利用された事がある。非常に不愉快な事ではある。

しかし、右クリックを禁止していても画像のダウンロードを防ぐ事はできない。それに、画像を個人的な使用用途の為にダウンロードする事自体は何ら問題は無い。

自分はブラウザの右クリックメニューを多用する為、右クリック禁止も同様に不愉快な事である。そのため著作権保護と称して利便性を下げるだけで何ら意味のない右クリック禁止を自分の管理する Web サイトに実装する気にはなれない。

Web サイトに右クリックや選択禁止を実装すべきではない理由

ここでは右クリックが禁止されている Web サイトから画像をダウンロードする方法をいくつか紹介する。

言うまでもないが画像をライセンスに沿わない形で利用する事は著作権侵害となる。

右クリック禁止を無効化するブラウザ拡張機能を利用する

一番シンプルかつ楽な方法が右クリック禁止を無効化するブラウザ拡張機能を利用する事だろう。Google Chrome であれば以下の Enable Right Click を利用する事で右クリック禁止の Web サイトでも右クリックできるようになる。

以前に記事を書いた事がある。

右クリックできない Web ページでも使えるようにする Chrome の拡張機能 Enable right click

が特に設定などは無くインストールするだけの拡張機能なので別に解説を読むまでも無いだろう。

JavaScript を禁止する

右クリック禁止は JavaScript で実行している為、JavaScript 自体を無効化する事で右クリックできるようになる。例えば Google Chrome であればデベロッパーツールから JavaScript を無効化する事ができる。

メニューの「その他ツール」から「デベロッパーツール」、もしくは Ctrl-Shift-i のキーボードショートカットでデベロッパーツールを開き「F1」を押すと設定画面が表示される。

この右下のほうに「Debugger」という項目があり「Disable JavaScript」というチェック欄がある。ここにチェックを入れる事で JavaScript を無効化し、右クリックが行えるようになる。

しかし現代の Web サイトは JavaScript を多用しているところもあり無効化すると Web サイトの利用に支障がでる事もあるだろう。

開発者コンソールから画像を取得する

上記の拡張機能が上手く動作しない、JavaScript をオフにすると Web サイトの動作が上手くいかない、という場合には右クリック以外の方法で画像をダウンロードしよう。これもデベロッパーツールを利用する。

デベロッパーツールを用いた画像の取得方法にはいくつかあるが、一番楽なのは「Elements」欄から該当の画像を特定する方法だろう。

デベロッパーツール左上の「Select an element in the page to inspect it」と表示されるアイコンをクリックして画像を選択すると画面下部に該当項目の DOM が表示される。

画像の場所を特定すればその画像のパスも表示されているので、そこからその画像を新規タブで開くなどすれば右クリック禁止を回避して画像だけを表示できる。

もしくはデベロッパーツールの Network 欄や Sources 欄より画像を一覧形式で表示する事もできる。以下は Network 欄の表示だ。

こんな感じにこの Web ページ上で利用している画像を一覧で表示する事ができる。

スクリーンショットを撮る

キーボード上にあるプリントスクリーンボタンを押すなどして画像を保存する方法もある。正確にいうと画像の保存ではなく画像を表示したデスクトップのスクリーンショットを撮るという事になる為、画像のみが欲しい場合はその後ペイントソフトなどで多少の加工が必要となるだろう。

Windows 10 でスクリーンショットを撮る方法

Windows であれば単に PrtSc を押すか Win+PrtSc, Alt+PrtSc などでスクリーンショットを撮る事ができる。Windows 10 の Creators Update を適用しているならば Win+Shift+s だと画面の特定の範囲内のみを取得できて便利だ。

macOS であれば Command+Shift+3 で画面全体、Command+Shift+4 で範囲指定、Command+Shift+4 を押した後 space を押すとウインドウ指定でスクリーンショットを撮る事ができる。

Mac でスクリーンショットを撮る

これを防ぐ事はできない。

まとめ

右クリック禁止やめろ。

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