チョルポンアタの後は南東にあるカラコルへ行くことにした。
カラコルはキルギス第四の都市で人口は6-7万人と日本でいうと地方の小さな市レベルの規模だ。標高1700mちょっとの高地で天山山脈の麓に位置しておりトレッキングやスキーなどのアウトドアアクティビティで有名な街となっている。
場所はイシククル湖の東岸あたり。内陸且つ高地ということもあり冬の寒さは厳しい。自分が行った5月上旬時も最低気温は0度前後と冷え込んだ。
カラコルへの行き方
ビシュケクからは西バスターミナルからマルシュルートカ行けるらしい。自分はチョルポンアタから行った。
チョルポンアタのカラコル行きバス乗り場
チョルポンアタにはバスターミナルが二つあり、ビシュケクなど西側へ行く西バスターミナルとカラコルなどの東へ行く東バスターミナルがある。東バスターミナルはターミナルとは名ばかりの単なる駐車場にマルシュルートカが溜まっているだけのようなところだ。
地図でいうとこのへん。
こんな感じでミニバスがあるのでカラコル行きのものを探して料金を払って乗り込もう。値段は 250KGS だった。
あとは空港もあるが省略。
カラコルのバスターミナル
ついでにカラコルのバスターミナルも紹介しとこう。カラコルには長距離バスターミナルがいくつかある。チョルポンアタやビシュケクなどの便は北バスターミナル発着となるようだ。
場所はこのへん。
もう一つ、イシククル南岸方面へ行くバスは市内西部にあるスタジアム近くの南バスステーションから出発する。
場所はこのへん。
ガソリンスタンドの脇にマルシュルートカが固まっているだけの場所だ。
カラコル市内観光
カラコルは観光地というよりは近隣の山々への登山やトレッキング、スキーといったアウトドアアクティビティの拠点となる街のようだ。とはいえ世界第二位の規模を誇る動物市場やコンテナを利用した巨大な市場など興味深いものもいくつかある。
例えば至聖三者聖堂。大聖堂はムスリムが多数を占めるこの地においてもロシアの影響力を伺える。
この辺はドンガン人が多いのかわからないが、ドンガンモスクもある。ドンガン人については全然詳しくないので中華風の建物なのにモスクというギャップがあり、非常に興味深い造形だ。
もちろん市場も。
カラコル市内にはいくつか市場があり、大きなメインバザールは以下のようにコンテナを大量に利用した市場となっている。
市内中央にある市場は規模は小さいが密度は高い。
動物市場は日曜のみらしく、タイミング悪くて見られなかった。
南を向けば天山山脈。
北はその支脈であるザイリスキー・アラタウ山脈が見える。
街の中心となるトクトグラ通りには様々な店がならんでいる。
この像はよくわからん
有名な食べ物にはアシュラン・フーというものがある。冷麺みたいな感じで冷たくて辛い。辛いといっても韓国のそれとは違い控えめな辛さで丁度良い。
折角なのでまた名物料理のアシュランフーとピロシキ。冷麺っぽいけど辛さ控え目で美味い。 pic.twitter.com/3sW6rclzZO
— ryomatsu (@ryomatsu) May 6, 2019
カラコルの安宿
旅行者が結構集まるようで、安宿の選択肢も結構多い。自分は以下の KbH Karakol based Hostel に滞在した。とても綺麗でスタッフもフレンドリーで快適であった。
カラコルの中心地近くにある綺麗な安宿 KbH-Karakol based Hostel
カラコルまとめ
小さな街だが自然が近くにある良いところだと思う。アウトドア好きなら行ってみると良いかもしれない。
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