ベトナム観光ビザの期限が切れるため、それまで滞在していたダナンを後にしラオス南部の都市パクセーへ行く事にした。
ダナンからパクセーまでのルートは Lao Bao 国境もしくは La Lay 国境を通る北ルートと Bo Y 国境のある Ngoc Hoi を通る南ルートがある。通常ダナンでラオス行きのバスを捕まえると北ルートになるっぽい。知らんけど。
自分はダナンで滞在していたホテルに「ラオス行きのバスある？」と聞いたところ「無い」と返ってきたのでそれならばと Bo Y 国境のある Ngoc Hoi を経由して行く事にした。
ちなみに Ngoc Hoi はベトナム人の発音を聞くと「ゴッkホイ」みたいな感じに聞こえるけど日本語の情報が少なすぎて表記ブレとかあると後から大変そうなのでアルファベットで表記する。
ダナンのバスターミナルで Ngoc Hoi 行バスに乗る
ダナンのバスターミナルは市内中心からやや西に進んだところにある。
路線バスなら1番に乗るとたどり着く。
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チケット売り場で Ngoc Hoi 行きのバスに乗りたいというとバスターミナルの奥にある「Da Nang - Ngoc Hoi - Kon Tum」と書かれたミニバンに乗るよう言われた。どうやら Kon Tum まで行くバスのようで乗車賃は 150,000 VND だった。
5-6時間程山道を進むと Ngoc Hoi の街に到着。降車する人が俺だけのようで危うく通り過ぎそうになり、街外れで降りるはめに。
Ngoc hoi でバス乗換
Ngoc hoi で一晩過ごして早朝の便でラオスに入る事にしたため、目についた Khách Sạn Đông Dương というホテルにチェックインした。一泊 200,000VND でダブルベッドの部屋で Wi-Fi も速く快適だった。
チェックイン後 Ngoc Hoi からラオスに行く方法を聞き込みすると、街中にある小さなバスターミナルよりアッタプー行きのバスが出ているようだった。Google Maps には載っていないが場所はこのへん。
看板に Viet - Lao とあるのが目印。
朝7時に出発でアッタプーまで 100,000VND。翌朝早起きして乗り込んだ。
なお Ngoc Hoi には街の東側にバスターミナルがあるがこちらはベトナム国内便専用でラオスには行けないようだ。
国境で出入国手続き
国境についたらバスを降りて出入国の手続きを行おう。手続き自体はスムーズに進んだ。
ベトナム出国の際にはパスポートを見せるだけ。スタンプ押して終わり。小さいが免税店もある。こんなところで買う奴おるんか。
ラオス入国の際には出入国カードの記述を求められるがどこにも置いてなく、パスポートコントロールで係員に貰う必要がある。
日本人はラオス入国の際にビザが不要なため、入国カードを記入するだけで簡単に入る事ができる。他の国は知らんしアライバルビザがここで取れるかどうかも不明。とにかく日本人なら入出国カードさえ書けば問題なく入れるはずだ。
ところでベトナム出国審査とラオス入国審査の際他の人々はパスポートにお金をいくらか挟んでいた。周りの人に英語が通じなかったので何の金かよくわからず値段もはっきりしないが、係員の人が何も言わずレシートなども無しで引き出しにしまっていた。
試しに俺もベトナム出国時に少し札を挟んでみたが同じように回収されるだけ、ラオス入国の際にはお金を渡さずに手続きしてみたが特に何も言われる事無く入国できた。まぁ賄賂なんだろうとは思うけど。
乗客全員の出入国が完了したら再度バスに乗り込んでアッタプーを目指す。
アッタプーでバス乗換
昼前にアッタプーに着いたが街外れで降ろされたので、両替して飯にした。
アッタプーはまさに田舎の街という雰囲気で高層ビルも一切無く人も少なく良い感じする。
さらに歩いて街の西部にあるバスターミナルでパクセー行のバスに乗り込んだ。
バスターミナルはこのへん。14:00 発のバスで片道 50,000LAK だった。
ラオ語なのでチケットに何が書いてあるのか全く読めない。
ちなみにアッタプーからベトナム行のバスはこのバスターミナルではなく、街中にある Duc Loc Motel から出るとのこと。
パクセー着
4-5時間ほどバスに乗っていたら目的地のパクセーに着いた。
パクセーの街中心に近いところで降ろされたのでそのまま歩いて宿に到着。長い旅であった。
まとめ
マイナーな国境ではあるがバスも出入国も特に問題なく、スムーズに移動する事ができた。
ダナンやニャチャンなどのベトナム中南部からラオスへ行く人であればこの国境を利用する事になると思う。あまりいないとは思うが同じルートを通る人の参考になればと思う。
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