Web ブラウザはコンピュータを利用する上で必須のアプリケーションだが、長く使い続けたりタブを大量に開くとコンピューターのリソースを使い重くなってしまうことが良くある。そのためブラウザによってはリソースの消費を防ぐパフォーマンスの設定が用意されていることがある。
Microsoft Edge にはパフォーマンスに関わる様々な設定が用意されており、PCのリソースを節約する事が可能となっている。
このページでは Microsoft Edge の「パフォーマンスの最適化」機能の紹介と利用方法・無効にする方法などを紹介しよう。
Microsoft Edge のパフォーマンス最適化機能の利用と設定方法
Microsoft Edge の画面右上にある「・・・」のメニューから「設定」を開き、画面左側のメニューより「システムとパフォーマンス」を選択しよう。
この中に「パフォーマンスの最適化」という項目がある。ここから Edge のパフォーマンスに関わる設定を行うことができる。
各設定項目は以下の通り。
効率モード | コンピューターのリソースを節約し電力消費を最小限に抑える。この機能を有効にすると以下のような動作になるようだ。
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効率モードでPCゲームエクスペリエンスを向上させる | PCでゲームをプレイ中にEdgeが利用するCPUの使用率を下げる |
スリープタブでリソースを保存する | 非アクティブのタブを指定時間経過後にスリープ状態にする |
スリープ中のタブのフェード | スリープ中のタブをフェード表示(タブの表示が薄くなる)する |
非アクティブなタブを、指定された時間が経過した後、スリープ状態にします | スリープにする時間を選択する。効率モードがオンであれば自動的に5分でスリープ状態になる |
これらのサイトをスリープ状態にしない | スリープしたらこまるサイトを指定する |
すべてオンにしても特に動作に問題はなく、スリープによりメモリの節約ができるのは良い。
一般的な使い方であればスイッチをすべてオンにし、チャットアプリなどのスリープしたら困るタブだけ「スリープ状態にしない」に指定すると良いと思う。
Microsoft Edge のパフォーマンス最適化機能を無効にする方法
無効にする場合はすべてスイッチをオフにすれば良い。
こんな感じになっていれば大丈夫だ。
Microsoft Edge のパフォーマンスをツールバーから確認する
パフォーマンスは画面右上の「・・・」から「その他ツール」->「パフォーマンス」で表示することもできる。
このポップアップ画面では効率モードのオン・オフの切り替えとどの程度メモリーを節約したのかを表示してくれる。パフォーマンスモードの状態を随時チェックしたいのであれば、ツールバーにパフォーマンスのアイコンを表示しよ。
ツールバーにパフォーマンスのアイコンを表示するには、「設定」の「外観」から「ツールバーのカスタマイズ」欄にある「[パフォーマンス]ボタン」を有効にしよう。
このスイッチをオンにすればツールバーにパフォーマンスのアイコンが表示され、クリックするだけでパフォーマンスの状態を確認できる。特に性能の低いコンピューターを利用しているのであれば、有効にしておくと便利かもしれない。
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