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WSL をインポート・エクスポートする方法

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最近新しいコンピュータを購入したのでアプリケーションやデータなどと一緒に WSL の環境も移行することにした。WSL には標準でインポート・エクスポートのコマンドが用意されており、簡単に他のコンピュータへ移行することができる。

作業は Windows PowerShell で行う。

まずは現在インストールしてある WSL を確認しよう。インストールしてある WSL の一覧を表示するには wsl -l -v コマンドを実行する。

PS C:\> wsl -l -v NAME STATE VERSION Debian Stopped 1 * Ubuntu Running 1

こうするとインストールしてある WSL と起動中か否か、WSL バージョンが表示される。

エクスポートするには wsl --export NAME filename を実行する。

PS C:\> wsl --export Ubuntu ./ubuntu.tar

これでしばらく待つと ubuntu.tar ファイルが生成される。

生成された tar ファイルを他の PC へ移動し、WSL をインストールするフォルダを作成、インポートのコマンドを実行しよう。

PS C:\ mkdir ~/AppData/Local/PerfectDistro PS C:\ wsl --import Ubuntu ~/AppData/Local/PerfectDistro ./ubuntu.tar

こんな感じで実行すると WSL をインポートできるはずだ。

インポートが終わったら wsl -l -v で確認してみよう。

PS C:\> wsl -l -v NAME STATE VERSION * Ubuntu Stopped 1

このようにインポートした WSL が一覧にあれば OK だ。

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