Discord の画面共有機能こと GoLive が正式に実装され、全てのサーバーで利用できるようになったようだ。しかしこの GoLive 機能、それまでの画面共有とはやや使い勝手が異なる。簡単にではあるが機能の紹介と使い方の解説をしよう。
Discord の GoLive でゲーム画面を共有する方法
Discord でゲーム画面の共有を行うには、ゲームを起動した状態で画面左下にある Go Live のボタンを押そう。
Go Live ボタンを押すとどのチャンネルで配信するのかを選択するダイアログが表示される。
ここで「Go Live」ボタンを押せば配信が始まる。
このように画面上に自分の画面表示され、名前欄に「ライブ」の文字が追加される。
配信を辞めるには画面左下ゲーム名の右側、もしくは配信画面プレビューにある「配信を中止」ボタンを押す。
有名どころのゲームであれば自動的に認識してくれるが、ゲームが検出されない場合には後述する「ゲームアクティビティ」からゲームを追加しよう。
ちなみに複数のゲームを起動している場合には「最後にアクティブになったウインドウ」のゲームを優先的に表示するようだ。
Discord の GoLive で他人の配信を見る方法
他人の Go Live 配信を見るには「ライブ」と書かれている人をダブルクリックするか、マウスオーバーした際のダイアログから「配信に参加」をクリックする。
これで視聴できる。
この画面の下部のボタンで音量調節や画面の最大化・ポップアップが可能だ。また、配信を見るのを辞めるには画面下の「配信停止」ボタンを押す。
なお現時点では複数人の画面を同時に見る事はできないようだ。以前のバージョンの Discord ではできたのだが何故か不便になった。
複数人で配信したり同時に見る場合には Whereby のような他のアプリケーションを利用したほうが良いかも。
ブラウザのみでビデオ会議ができる Web サービス Whereby(appear.in) | Lonely Mobiler
Go Live 配信の画質を変更する
Go Live のプレビュー画面右下に歯車マークの「配信設定」ボタンがある。
このボタンを押すと配信時の画質を調節する画面が開く。
画質は 480p, 720p, 1080p, ソースの4種類、フレームレートは 15, 30, 60 の3種類だが、高画質な設定は Nitro と呼ばれる有料会員専用となっている。
ゲームが認識しない場合やゲーム以外の画面を表示する方法
Go Live による配信は Discord が起動中のゲームを自動認識する事を前提とした機能だが、正常に認識しない場合や、ゲーム以外のウインドウを配信する方法も用意されている。
画面左下にある「ユーザー設定」とある歯車マークをクリックして設定画面を開き、画面左側のメニューから「ゲームアクティビティ」を選択しよう。
「ゲームアクティビティ」の現在起動中のゲームが表示される欄の下に「ゲームが見つかりませんか?追加する!」という文言がある。この「追加する!」をクリックしよう。
このダイアログでは現在起動中のアプリケーションを一覧で表示し、選択することができる。ゲームとして追加したいものを選択して「ゲームを追加」ボタンを押そう。
そうすると認識しないゲームや、ゲーム以外のアプリなども Go Live で配信可能となる。
しかし、デスクトップ全体を画面共有する機能は無いようだ。一応、デスクトップ全体を画面共有したい場合には OBS などのキャプチャソフトを利用すると疑似的に実現できる。詳しくは以下を参照してほしい。
Discord の GoLive でデスクトップ全体を画面共有する方法 | Lonely Mobiler
まとめ
名称や使い勝手は違えど長らくサーバ限定で実装されていた画面共有機能が全サーバーで利用出来るようになったのは喜ばしい事だ。新しい機能が実装したら使い方や仕様を把握して慌てないようにしよう。
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