WordPress のプラグイン開発や Web サイト構築などを行う際、データベースへアクセスしてデータ構造や格納されているレコードを確認したい事がある。通常データベースへアクセスするには ssh などでログインしてコマンドを実行したり、もしくは Windows/macOS 上で GUI で動くアプリケーションを利用する事となる。
しかしコマンドラインは慣れていないと難しく、各 OS で動くアプリケーションはインストールや設定が必要などどちらもあまり手軽ではない。
WordPress のデータベースにアクセスできれば良いというのであれば ARI Adminer というプラグインを利用すると WordPress の管理画面からデータベースへアクセスできるようになり、テーブル構造や格納されているレコードを確認できるようになる。
このプラグインを導入するとサイドバーの下の方に「ARI Adminer」という項目が現れ、データベースへアクセスできるようになる。
データベースへアクセスし WordPress の投稿を保存するテーブルである wp-posts のテーブル構造を開いてみた。このような感じで画面左側のフレームにテーブルの一覧が、画面右側にテーブル構造が表示される。
もちろんレコードも確認できる。
閲覧や編集などの操作は殆ど GUI で操作できるが、SQL を直接実行する事も可能だ。
データベースに関する事であれば大体なんでも出来そうだがその分間違えた時のダメージも計り知れない。ARI Adminer ではデータベースをインポート/エクスポートを行う機能も用意されている。間違えたらマズイ編集を行う際にはバックアップを取った上で慎重に行おう。
WordPress の開発でデータベースへアクセスする必要があるなら入れておくと便利だ。
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