Windows で IE を使っているときに "スクリプトエラー" のアラートが出る事がある。大抵は表示している Web ページ上の JavaScript などでエラーが発生した為にアラートが出るのだが、そうでなくても出る事がある。
例えば以下のような場合は Web ページではなくて使っている IE に問題がある可能性が高い。
- 複数の Web ページでスクリプトエラーが発生する
- 別のユーザーやブラウザ,他のPCで同じページを表示したときはスクリプエラーが発生しない
こういった場合には以下のような手順を踏むと解決するかもしれない。解決方法は複数ある。どれかを行えば改善するかもしれないし、また別の原因があるかもしれない。
アクティブスクリプトやActiveX, Java が IE にブロックされてないかの確認
アクティブスクリプトや ActiveX, Java が IE でブロックされているとスクリプトが動かずにエラーが出ることがある、らしい。これを解決するには以下のようにする。
- Internet Explorer を起動し、インターネットオプションを開く
- セキュリティタブを開く
- 既定のレベルをクリックしてOKを押す
これでダメなら以下の手順を行おう。
インターネット一時ファイルの削除
Web ページを表示する際、キャッシュをローカルに保存しているのだが、サイズが大きすぎるなどの理由によりそれが原因でスクリプトエラーが発生する場合がある。Internet Explorer で一時ファイルを削除するには以下のようにする。
- Internet Explorer を起動し、インターネットオプションを開く
- 全般タブの下の方にある「削除」ボタンをクリック
- 「インターネット一時ファイルおよび Web サイトのファイル」「クッキーと Web サイトデータ」「履歴」の三種類にチェックを入れ、削除ボタンを押す
これでスクリプトエラーが発生する Web ページを見てアラートが出なかったら解決だ。
インターネットオプションからデバッグの設定を変更
スクリプトのデバッグ機能を無効にすればアラートが出なくなる場合もある。 通常の利用者であればデバッグは必要ないだろうからオフにしよう。
- Internet Explorer を起動し、インターネットオプションを開く
- 詳細設定タブを開く
- 「スクリプトエラーごとに通知を表示する」のチェックを外す、「スクリプトのデバッグを使用しない」にチェックを入れる
- 適用ボタンとOKボタンを押して閉じる
これでアラートが出なくなれば OK だ。
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