友人に誘われたのでチェンマイ行きのバスを取ろうとしたら丁度ソンクラーンの時期でバスの値段が通常の二倍すると言われた。が、近くの鉄道駅に行ったらあっさり正規の値段でチケットが取れたので電車で行く事にした。初寝台電車。
タイの長距離電車
タイの長距離電車はフアランポーン駅を起点に、
チェンマイ方面へ行く北本線、
東北本線北線のノンカイ方面、
同南線ウボンラーチャターニー方面、
東本線のアランヤプラテート方面、
そして南本線がマレー半島
の五方向がある。今回はチェンマイ行きだが五方向ともフアランポーン駅から行ける。
長距離電車の座席
路線にもよると思うのだが、座席(ベッド)はファーストクラス、セカンドクラス(エアコン)、セカンドクラス(ファン)、サードクラスがある。自分が予約したときはファンの席は無いのか売り切れなのか、案内すらされなかった。予約サイトには記載があったので多分あるんだろう。
寝台といっても組み立て式で通常は座席となっている。昼行は座席、夜行はベッドとなる。
こんな感じ。夜ご飯ぐらいの時間になったら乗務員がベッドメイキングしてくれる。
これは別の日に乗った時のものだが、車両のタイプにより微妙な違いがある。上記の車両は日本の中古車両らしく、日本語での注意書きなどが沢山書いてあった。
上段より下段のほうが値段が高いがその分広いし窓もある。
写真は上段。自分の体型は痩せ型なのでこれでも寝れるが狭い。旅を楽しむなら下段のほうが良いと思う。
ちなみにサードクラスは以前ハジャイからバンコクまで乗ったのだがくっそボロい車両でベッドもないので長距離はつらい。
値段だが、バンコク-チェンマイは二〇一五年四月時点でセカンドクラスの上段が791THB、下段やファーストクラスはそれより高いです。オンラインの予約サイトの値段と同じだったので外国人価格とかではないと思う。
長距離電車の予約
寝台車はわりと埋まるので日程が決まったら早めに予約したほうが良い。といっても一日前ぐらいならまぁまぁ乗れる。当日は厳しいと思う。サードクラスは予約できなかったと思う。
予約は旅行代理店や直接駅に行ったりオンラインでもできるらしい。自分は行きも帰りも駅まで行って予約した。駅に行って "Ticket" と表記のある窓口で購入可能。
これはチェンマイ駅のカウンター。バスや電車の窓口は英語が通じる事多い。
帰りのチケットはオンラインで取ろうとしたらサーバエラーが帰ってきた。流石タイだ。
長距離電車の乗車方法
日本やマレーシアなどと違って改札が無いのでチケットに記載のあるホームの該当車両の席に行って待ってるだけで大丈夫。電車が走りだしたら駅員がチケット見に来るので準備しておこう。
電車内の食事
オーダーすれば電車内でご飯を食べれる。が、高い。
ディナーセットで200バーツ弱するのだが、普段の食事は50バーツ前後なのでとても割高。食べ物を持ち込んでも何も言われないので堂々と持ち込もう。但しお酒はダメです。
電車内は寒い
冷房車はアホみたいに冷房がかかっている事がある。寝台車では寝る時はブランケットが使えるが念のため上に羽織るものを持って行こう。
まとめ
バスよりは若干高いが夜行で横になって寝られ、寝ている間に目的地に着くというメリットはかなり大きい。とはいえ値段と時間だけで見たら AirAsia などを使えば殆ど料金変わらずに速くいけるので電車は趣味性が高いだろうと思う。
寝台電車は日本では新幹線や飛行機の影響で数が減っている上にあまり利用する機会が無いと思う。せっかくの海外旅行なので日本では目にしないものを使うのも旅行の楽しみだろうと思う。
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