先日メインで利用するブラウザを Google Chrome から Vivaldi へ移行した。移行した理由や Chrome からのデータ移行方法について書いておこう。
Vivaldi とは?
簡単に言うと元 Opera 創設者の一人が新たにスタートした Chronium ベースの Web ブラウザだ。以下のような特徴がある。
- カスタマイズ性の高さ
- マウスジェスチャーやパネル・タブスタック等、標準搭載されている機能の多さ
- Chrome の拡張機能がそのまま利用できる
Chrome では拡張機能を入れなければ実現できない機能が最初から入っているだけでなく、Chrome ではまだテスト段階のタブスタックやタブ表示位置の変更・パネルの利用なんかもできる。設定項目も非常に多く、自分好みのブラウザに仕上げられる。
Google Chrome から Vivaldi へ移行した理由
Vivaldi は公開当初より機能面ですぐれたブラウザで以前より移行を考えていたのだが、リリース当初は
- 同期機能が未実装
- Android 版が無い
という理由により本格的な利用は出来ず、サブでの使用に留まっていた。
ところが去年に同期機能が実装、今年九月にはまだベータ版ではあるものの Android 版もリリースされた。
こちらも Chronium ベースで使い勝手も良い事から、移行する事にした。
Chrome のブックマーク、パスワード、履歴を Vivaldi に取り込む
Vivaldi にはデータのインポート機能が用意されており、ブックマーク・パスワード・履歴といったブラウザのデータを移行することができる。
Vivaldi の初回起動時及びユーザー追加時には以下のような「ブックマークと設定のインポート」の画面が表示されると思う。
この画面でデータを移行したいブラウザを選択するだけで Vivaldi にデータを取り込む事ができる。
既に追加したユーザーにデータをインポートする場合には、メニューの「ファイル」->「ブックマークと設定のインポート」からデータをインポートできる。
選択すると以下のようなダイアログが表示される。
ここでも同様に移行元のブラウザと、インポートしたいデータの種類を選択するだけだ。
データのインポートが完了すれば Google Chrome など他のブラウザで利用していたブックマークやログイン時の認証情報などをを用いてそれまでのブラウザと同じように Web サイトを利用できる。
Windows 10 のデフォルトブラウザを Vivaldi へ変更する
Vivaldi がデフォルトブラウザになっていない状態で起動すると、以下のように「既定のブラウザー Vivaldiは既定のブラウザに設定されていません」と表示される。
「既定のブラウザーに設定」を押すと Windows 10 の「設定」画面が開く。
この画面にある「Web ブラウザ」の項目から Vivaldi を選択すると以後デフォルトブラウザとして利用できる。
Vivaldi まとめ
Android 版がリリースされたというのは非常に大きな意味を持つ。この機会に是非利用してみよう。
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