Windows ではエクスプローラーを用いて PC 内のフォルダーやファイルを閲覧することができる。サードパーティー製のファイラーと比べると機能数は少ないものの、シンプルで扱いやすいものとなっている。
ファイラーで困ることの一つが、大量のファイル・フォルダがある中から選択することだと思う。特に Windows のシステムフォルダなどでは大量のファイルがあり目的のものを探すのが大変なことがある。
そういうときに便利なのが並び替えやフィルターの機能だ。Windows のエクスプローラーには並び替えやフィルター機能が搭載されており、検索以外でファイルを探すことができる。
このページでは Windows のエクスプローラーにある並び替えやフィルター機能を利用する方法を紹介しよう。
Windows のエクスプローラーでフィルター・並び替え機能を利用する方法
エクスプローラーで目的のフォルダを開いたら、「表示」を「詳細」に変更しよう。
そうすると、以下のようにファイル名や更新日時・ファイルの種類・サイズなどが一覧で表示されるようになる。
この状態で、リストの上部にある「名前」「更新日時」など各項目名をクリックすると、その項目で並び替えを行える。
クリックするたびに昇順・降順を切り替えられる。
並び替えだけならツールバーの「並び替え」ボタンから指定できるので詳細表示にする必要はないのだが、詳細表示ではフィルター機能も利用できる。
「名前」「更新日時」「種類」「サイズ」などの各項目の右側にある小さな下矢印アイコンをクリックしてみよう。
そうするとこのようにフィルター項目が表示される。
ここから表示したい項目にチェックをいれると、その項目のみが表示される。
例えば「今日」を選択するとこのように今日(9月3日)のファイルのみが表示される。
ファイルの種類であれば「フォルダー」や「テキスト」「JPG」といったように種類でフィルタリングを行うことができる。
フィルターは更新日時とファイルの種類といったように、複数の種類を組み合わせることもできる。
フィルターを外す場合はチェックを外す、もしくは他のフォルダに移動して戻ればリセットされる。
このようにフィルター機能を利用すると大量にファイル・フォルダがあるフォルダであっても簡単に目的のファイル・フォルダを探すことができる。あまり使う機会は無いかもしれないが、便利なのでぜひ覚えておこう。
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