現在自分が利用している PC にはディスプレイが二台接続されている。最近 VirtualBox に Ubuntu をインストールして色々作業しているのだが、一つの仮想マシンで複数のディスプレイに画面を表示できれば作業効率をより向上できるのではないかと考えた。
このページでは VirtualBox にインストールした Ubuntu でマルチモニターを利用する方法を紹介しよう。
VirtualBox + Ubuntu でマルチモニターを利用する方法
VirtualBox で仮想マシンを終了させた状態で設定から、「ディスプレイ」の項目を開こう。
「ディスプレイ数」という項目があるので、2 以上の好きな数を選択しよう。おそらく現在接続しているディスプレイを超える数は設定できない。今回は 2 を設定した。
また、何故かは不明だが「グラフィックスコントローラー」を「VBoxSVGA」に変更しないとマルチモニターを利用できなかったので、VMSVGA でうまく設定できなかった場合にはこちらも変更しよう。ちなみに「VBoxSVGA」を選択する場合には「3D アクセラレーション」も無効にしないといけない。
この状態で仮想マシンを起動したら、メニューの「表示」にある「仮想スクリーン2」を「有効」にしよう。
そうすれば Ubuntu からも二つ目のディスプレイを認識できるようになる。デスクトップを右クリックしてデスクトップの設定を表示しよう。
こんな感じでディスプレイそれぞれに対して解像度や位置を指定できる。デフォルトでは表示領域を広げる「Join Display」だが、複数ディスプレイに同じ内容を表示する「Mirror」や一つだけ使う「Single Display」も選択できる。
解像度をモニターと同等に変更して右 ctrl + f でどちらもフルスクリーンにすればかなり快適に作業できると思う。
なお VirtualBox Guest Additions が必要なのかは不明。ディスプレイ周りの挙動以外にもコピー&ペーストとか共有フォルダーとか便利機能いろいろあるのでマルチモニター関係なく入れておくと良さそう。
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