Web ブラウザで利用できる翻訳サービスとして有名な Google 翻訳だが、スマートフォンアプリはあってもデスクトップ向けにはリリースしていない。非公式のソフトウェアはいくつかあるが Web 版をそのまま使っていたり広告が表示されるなどあまりメリットを感じられない。
どうせなら公式の Google 翻訳をそのままデスクトップアプリとしたほうが安心且つ使い勝手を損なわずに利用できる。この記事では Google 翻訳をデスクトップアプリとして利用する方法を紹介する。
Google Chrome のショートカットを作成機能を利用して Google 翻訳をデスクトップアプリのように利用する
Google 翻訳をデスクトップアプリのように利用する方法はいくつかあるが、 Google Chrome のショートカットを作成機能を利用するのが手っ取り早い。
Google 翻訳を開いたらメニューの「その他のツール」より「ショートカットを作成」を選択する。
ダイアログが表示されるので「ウインドウとして開く」を選択する。
--2018-10-18 追記
Google Chrome のアップデートにより「ウインドウとして開く」のオプションがショートカット作成ダイアログから消えてしまった。そのため一度ショートカット作成後、Chrome のアプリ一覧画面の右クリックメニューから指定する必要がある。詳しくは以下の記事を参照してほしい。
Chrome でショートカット作成時に「ウインドウとして開く」が無い件とその対処方法
-- 追記終わり
そうするとデスクトップにショートカットが作成される。これを起動すると以下のように Google 翻訳のみのウインドウが表示される。
Web 版の Google 翻訳をそのまま表示しているだけなので機能的には全く同じだ。音声入力や音声読み上げ、多言語対応キーボードもそのまま利用できる。独立したウインドウとして表示されるのでタスクバーにピン留めしたりスタートメニューに表示したりもできる。
Google 翻訳はデスクトップ向けのページだけでなく、モバイル版のページも用意している。
こちらも同様にデスクトップアプリのように利用可能だ。
多言語対応キーボードが無いが見た目がスッキリしており、スマートフォンのように縦に表示もできる。画面端に置くのであればこの形式も良いと思う。
独立したウインドウとして表示できれば便利な場面も多い。この方法は他の Web アプリにも応用できるので覚えておくと良さそうだ。
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