二週間ほどダラダラしていたアルマトイから重い腰を上げてビシュケクへ行くことにした。凡そ5時間程度の短いバス旅であるがメモとして残しておこう。
アルマトイからビシュケクへの行き方
アルマトイからビシュケクへはマルシュルートカと呼ばれるミニバスが走っており、安価に都市間を移動できる。値段は2019年4月現在1800KZT、日本円にして約530円と非常に安いがこれでも前よりは上がったらしい。
アルマトイの国際バス発着場は市内西側にあるサイランバスターミナルと呼ばれるところにある。
サイラン周辺は治安の悪い地域なので注意。行き方だが、地下鉄にサイランと名の付く駅があるが30分ぐらい歩く羽目になるので路線バスを使ったほうが良い。どの路線バスがバスターミナルに行くのかわからなければ 2GIS を利用しよう。
バスターミナルでチケットを購入
バスターミナルについたら建物向かって右側奥に「BISHKEK」とキリル文字で書かれた乗り場が見える。その手前にカウンターがあるのでそこで行先を伝えてチケットを購入しよう。
チケットはレシートのようなペラペラの紙で渡される。特に発車時間は決まっておらず、人が集まり次第出発するようだ。
バスターミナルには両替屋もありキルギス・ソムへの両替も可能だ。長距離バス途中の休憩所には有料トイレがあるのだが、キルギス・ソムも利用できるのでここで全てソムへ替えても問題ないだろう。俺も全てソムに両替し、余ったテンゲコインは募金箱に突っ込んだ。
バス旅開始
準備できたらバスに乗り込もう。13時30分にバスターミナルについて自分がバスに乗り込んだ時には1/3程が埋まっている状態であったが、その後30分ほど経過したら満席となり発車しだした。ビシュケクへ着く時間を考えると午前中にバスターミナルについたほうが良いかもしれない。
アルマトイの街を出たら殆ど草原で携帯の電波も無いようなところばかりであった。
一時間半ぐらい経つと休憩所へ到着。トイレを済ませよう。トイレは有料だがソムも利用できる。
ドネル屋とかもあるので腹を膨らますこともできる。休憩時間は10分ぐらいなのであんまりのんびりはできなかった。
カザフスタン・キルギス国境
17時30分にボーダー着。荷物を全て持ってカザフスタンの出国手続き及びキルギスの入国手続きを行う。
手続きはどちらもあっさりしたもので特に何も言われる事なく出国・入国が可能であった。キルギスは日本人ならノービザで60日居られるらしい。長くね?
キルギス国境を越えたところからバス乗り場までは少し歩くのだが、その途中にタクシーの客引きが大量に居てうっとおしい。バスか自家用車で来る人が大半なのだからここでタクシー乗る奴なんかおるんか?という気もするのだが。
キルギス国境でバスに乗りビシュケク市内へ
バス内で仲良くなった大学生と一緒に行動してたところ、バスに乗り遅れる事態が発生した。
自分が事前にネットで調べた情報ではバスに乗り遅れても別の便に乗ればよいらしいのだが、システムが変わったのかそれを知らないのか待つのが嫌なのか知らないが、大学生達は別のバスに乗って行く事を提案、自分もそれに乗る事にした。
バスに乗って1時間弱程、現地時間19:00ぐらいにビシュケク市内に到着。適当なところで降りて宿に向かった。バスターミナルに近いホステル選んだ意味が無かったがまあ良しとしよう。
まとめ
ウルムチからアルマトイへバスで行ったときとは違いとても楽な旅であった。
時間はかかるが安価で地元民と仲良くなれるチャンスでもある。国境も煩わしい事無く、旅風情を味わいたいならオススメだ。
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