Windows にあって macOS に無い機能の1つにウインドウのスナップがある。Windows では各ソフトウェアのウインドウを画面端までドラッグする事で左右分割や画面を4分割した四隅に綺麗に配置する事が可能だ。複数のウインドウを同時に利用する際に大変な機能となっている。
macOS でも同等の機能を実現するのであれば Magnet というアプリを利用すると Windows のように画面分割を行えるようになる。Windows のウインドウスナップ機能と使用感ほぼ同じでショートカットキーも豊富な為、キーボード派にもオススメだ。
使い方は簡単、ウインドウをドラッグしつつ画面の上下左右もしくは四隅へ移動するだけだ。
画面端へドラッグするとこんな感じにリサイズ後のウインドウ位置とサイズがわかりやすく表示される。
動画を見るとよりわかりやすい。
整列できるのは上下左右二分割、右上/右下/左上/左下、の4分割、左右1/3及び2/3、最大化と画面中央、の15種類だ。全てショートカットキーが割り当てられている。
メニューバー上にも常駐し、整列方法を選択したりショートカットキーを確認できる。
ショートカットキーは control-option を使用したものとなっている為、他のアプリケーションのものとは被りにくい。これらは設定欄より好きなように変更する事もできる。
macOS では仮想デスクトップ機能が標準で搭載されており、画面の左右へウインドウをドラッグする事でそのウインドウを移動する事ができる、Magnet を利用中でも画面端へドラッグし続ける事で仮想デスクトップ間で移動可能となっており、どちらも併用できるよう考えられている。
とくにディスプレイの大きな iMac や外部ディスプレイに接続した際など役に立つアプリだ。有料のアプリだが現時点で120円と非常に安価だ。値段以上の価値はあると思う。
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