コンピュータを利用する際、Web ブラウザを用いてインターネットへアクセスする、という人はとても多いと思います。
Web ブラウザはキャッシュや Cookie、履歴といったデータをコンピュータ内に保存し続けています。次回以降 ページを開いた際の高速化や、ログイン情報を保持する等 Web サイトを便利に扱う為の機能ですね。
しかし、これらのデータは蓄積していくとだんだんと動作が遅くなっていく事があります。また、家族間で共有のコンピュータを使用している場合、他の人に履歴などのプライベートなデータを見られる可能性もあります。
かといって Web ブラウザのデータを一々手動で削除するのは面倒な作業です。Mac であれば Privatus というアプリケーションを利用する事で、Web ブラウザを終了させた際にそのデータを自動的に削除できるようになります。
アプリを起動すると大きなスイッチが中央にあるウインドウが表示されます。このスイッチを ON にする事でアプリを有効化できます。
スイッチの下にある白丸が各 Web ブラウザ毎の設定です。クリックするとアイコンがカラーで表示され、データの自動削除が有効になります。
この際、削除するデータをチェックボックスで指定できます。削除できるデータは以下の11種類です。
- Cookie
- Flash
- Silverlight
- Local Storage
- Database
- Cache
- History
- Favicon
- Webpage Preview
- Form values
- Downloads
設定より通知の表示を ON にすると、削除が実行された際に画面右上に通知を表示する為、動作がわかりやすいです。
Web ブラウザのデータはいつの間にか肥大化したり、プライベートな情報が大量に保存されています。特に複数人が触るようなコンピュータであればこういったアプリを活用するなどしてプライバシーを守るようにしたいですね。
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