Windows でファイルやフォルダを操作する際、他のプロセスによって使われてて削除や移動などができない場合がある。そのような場合には対象のファイルやフォルダを開いているアプリを終了させることで操作可能になるが、どのアプリが使っているのかわからない事も多い。
このようなダイアログだけ表示し、どのプロセスが利用しているかまでは教えてくれない。困る。
Windows へ様々な機能を追加できる Microsoft PowerToys には、どのプロセスがファイル・フォルダを利用しているのかを確認する機能・File Locksmith が搭載されている。
このページでは Microsoft PowerToys の File Locksmith を利用する方法を紹介しよう。
Windows の機能を強化する PowerToys の紹介・インストール方法 | Lonely Mobiler
Microsoft PowerToys の File Locksmith を利用する方法
Microsoft PowerToys をインストール及び起動したら、調べたいフォルダ・ファイルを右クリックし、「このファイルは何で使用していますか?」を選択しよう。
ちなみに Windows 11 の右クリックメニューはすべての選択肢を一度に表示しないという頭のおかしい仕様になっているため、上記メニューが表示されていない場合は「その他のオプションを表示」を選択する。
File Locksmith のウインドウが開いたら対象のファイル・フォルダがどのプロセスによって利用されているかが表示される。対象のプロセス欄にある「タスクを終了する」をクリックするとそのアプリを終了できる。
ただ、別のユーザーによって実行されているプロセスは一覧に表示されなかったり、アプリを終了できない場合がある。その場合には、右上にある「管理者として再起動する」ボタンを押そう。そうすると File Locksmith を管理者として起動するため、すべてのプロセスを確認できる。
このように PowerToys を利用すればどのプロセスがファイルをロックしているのかを簡単に確認できるようになった。Windows 標準機能に組み込んでも良いぐらい便利な機能なため、是非覚えておこう。
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