Windows や macOS などの PC とスマートフォンをどちらも利用していると、ファイルやテキストなどの共有や転送などを行う機会は多いと思う。自分もメモ帳替わりに Google Keep を使ったり、ファイルの転送には Dropbox を利用して同期を取る事が多い。しかし、ちょっとしたテキストデータなどをやり取りするのに一々 Google Keep を開いたりファイルにして同期するのは手間なこともある。
Oneplus が開発した Clipt というアプリを利用すると、Android スマートフォンと Windows/macOS 間でクリップボードやファイルのやり取りを手軽に行う事ができるようになる。
Windows/macOS 側は Chrome の拡張機能としてインストールする。そのため、Chrome が動けば他の OS でも利用できるのも良い。
Clipt は Google Drive を媒体にしてクリップボードやファイルを双方向に転送する事ができるアプリだ。Android と PC にそれぞれアプリを入れて Google と連携を行うだけでそれらの機能を利用できる。
クリップボードの中身を転送するには Windows 側からはコピーするだけで即座に転送される。Android からは通知欄にある「SEND」ボタンを押す必要があるため完全な同期というわけではないが、ワンタップで転送できるので一々 Google Keep などにペーストするよりは楽だろう。
ファイルの転送は Windows では Chrome の拡張機能から、Android はアプリからファイルを選択するだけだ。
同期したファイルやクリップボードは一覧で並べてあるので過去に送受信したものも呼び出すことができる。
アプリのインストールの手間や Google アカウントとの関連付けの必要はあるが、一度セットアップすれば簡単にファイルやクリップボードを同期できるのでとても便利なアプリだと思う。
コメント