スマートフォンを利用する上で重要なものの一つにプライバシーの保護がある。自分の意思でインストールしたアプリであっても、意図しないタイミングで勝手に位置情報やカメラ・マイクなどを起動して自由にデータを取得していいというわけではない。
Android や iOS では位置情報やカメラなどのスマートフォンの各種機能を利用する際には事前に許可を求める機能が用意されているが、今利用しているかどうかはわからない。iOS 14 や Android 12 では位置情報やマイクなどを利用中にインジケーターを表示する機能が用意されているが、それ以前のバージョンでは当然利用できない。
Android 11 以下の端末でも位置情報やマイクなどを利用する際にインジケーターを表示したいのであれば、Access Dots というアプリを試してみよう。
このアプリを利用すると、Android でカメラ・マイク・位置情報を利用しているときに画面上に小さなドットを表示することができる。
対応しているものはカメラ・マイク・位置情報の三種類だ。インジケーターの表示場所は画面上部のノッチの左右やパンチホールに合うように表示できるだけでなく、自分で細かく場所を指定できるようだ。サイズも変更可能。
実際に表示してみるとこのような感じ。デフォルトでは画面上部やや右に表示されている。
このように表示されていれば今位置情報を取得しているかどうかというのが簡単に把握することができる。もし意図しないタイミングでインジケーターが光っていたら何らかのアプリがバックグラウンドで動いているのかもしれない。利用しているアプリを見直してみると良さそうだ。
Sponsored Link
コメント