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文字列の選択を禁止された Web ページで文字を選択する方法

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ある Web サイトに記載があった単語の意味を調べる為に文字を選択しようとしたところ、正常にできなかった。どうやら Web サイト全体に文字列の選択を禁止する JavaScript のコードが動いているようであった。

文字列の選択を禁止する理由は著作権保護の為であろう事は予測される。が、そのような事をしても文字列のコピーを防ぐ事はできない。そればかりか単語の検索や引用を行う際に手間がかかるなどユーザーの利便性を考えておらず、無能の作成した Web サイトと言えよう。

どのようにすればこういった Web ページで文字の選択が出来るのかを解説する。

選択禁止された文字を選択する方法

文字を選択する場合ソースを表示するのが手っ取り早そうだが、文字の選択が禁止されているような Web サイトの場合はソース上に直接文章が書かれていない事もある。

そういう場合はデベロッパーツールを利用するのが良い。Google Chrome では Shift+Ctrl+i(macOS では command+option+i) を押す、もしくはメニューの「その他のツール」欄よりデベロッパーツールを開く事ができる。例としてこのブログで試してみよう。

デベロッパーツールの左上にあるカーソルが書かれたボタンをクリックし、選択したい文字をクリックする。そうするとデベロッパーツール上で該当の項目が選択されるので、要素を展開してテキストを表示させよう。

この状態ならテキストを選択可能だ。あとは検索するなりメモ帳に書き込むなり自由にできる。

しかし、Web ページによっては文字列が Flash などで描画されていたり、そもそも画像形式で表示されているなど、この方法が使えない事もある。極一部の悪人の為に意味の無い対策を取り、善人が不便を被るなど本当に困ったものだ。

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