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Windows 用無料キャプチャソフト Captura の基本的な使い方

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以前 Windows 向けの無料キャプチャソフトである Captura を紹介をしたが、良いソフトウェアなので使い方をより詳しく紹介しようと思う。

このページでは Captura を用いたデスクトップの基本的な録画方法を解説する。

Captura のインストール

公式 Web サイトからインストーラーもしくはポータブル版をダウンロードできる。通常はインストーラーで問題ないと思う。

Captura

インストーラーであれば Captura-Setup.exe をダウンロードして実行するだけでインストールできる。

ポータブル版であれば Captura-Portable.zip をダウンロードして展開、好きなところに配置しよう。

中にある captura.exe が本体だ。

Captura を日本語化する

Captura は標準で日本語に対応している。もし Captura が日本語になっていなければ「設定」の一番上にあるセレクトボックスより日本語を選択しよう。

一部日本語が怪しいところや翻訳が不十分で英語が表示されているところもあるが利用の際に問題になるような感じはしない。

Captura でデスクトップを録画する

Captura の最も基本的な利用用途はデスクトップ上の録画だ。Captura では以下の5種類の録画方法をサポートしている。

  • 画面全体
  • ウインドウ指定
  • 範囲指定
  • 画面全体(DirectX用)
  • 音声のみ

これらは Captura のメインウインドウ上部のセレクトボックスで選択できる。

左のセレクトボックスでどの範囲を録画するかを選択し、右側のセレクトボックスでより詳細な範囲を指定する。

範囲を指定したらウインドウ左上にある赤い録画ボタンを押せば録画の開始/終了ができる。

録画の開始/終了はキーボードショートカットも利用できる。標準では ALT+F9 で録画の開始/終了、Shift+F9 で録画の一時停止/再開を行える。

Captura の録画範囲の指定方法

それぞれどのように設定するのかをもう少し詳しく見ていこう。

Captura で画面全体を録画する

画面全体を録画する場合には「画面」を選択し、右側のセレクトボックスで録画したいディスプレイを指定する。

全ての画面を録画するなら「全画面」で良い。

Captura でエリア指定で録画する

デスクトップ上の一部分を録画する場合には「地域」を選択する。そうすると以下のようなウインドウが表示されるので、録画したい場所をドラッグでウインドウに合わせる。

Captura でウインドウ指定で録画する

ウインドウを指定して録画する場合には「ウインドウ」を選択し、右側のセレクトボックスより録画したいウインドウを指定する。

Captura で全画面の DirectX ゲームを録画する

「デスクトップの複製」を選択すると Desktop Duplication API を利用して画面全体をキャプチャできる。全画面の DirectX ゲームを録画する際に用いられるもののようでゲームやグラボが対応している必要がある。

Captura で音声の録音のみ行う

Captura はデスクトップの録画を行うソフトウェアだが録画せずに音声のみを録音する機能も搭載されている。録画場所を指定するセレクトボックスより「音声のみ」を指定すると動画ファイルではなく音声ファイルとして保存される。

指定できる音声フォーマットは以下の5種類。

  • WAVE
  • AAC
  • MP3
  • Vorbis
  • Opus

Captura の動画の形式や品質を指定する

Captura のウインドウ中程で保存する動画の形式やフレームレート、品質を変更できる。

保存形式は FFmpeg もしくは SharpAvi を利用した動画ファイルと GIF アニメも選択できる。

動画ファイルの形式はGIFを除いて以下の7種類

  • Mp4(x264|AAC)
  • Avi(Xvid|Mp3)
  • Mp4(HEVC Intel QSV|AAC)
  • Mp4(H.264 NVENC|AAC)
  • Mp4(HEVC NVENC|AAC)
  • WebM(Vp8|Opus)
  • WebM(Vp9|Opus)

その下のフレームレートと品質はスライダーで指定可能だ。

Captura の動画の解像度を指定する

Captura で録画した動画の解像度は録画領域に依存するので、例えばフルHDのデスクトップ全体を録画したら 1920x1080 の動画となる。動画の解像度を任意に指定したい場合は、「設定」タブの「FFmpeg」欄にある「Custom Size」から値を指定できる。

Captura で動画に含める音声を選択する

画面の録画をする際は同時に音声も含める事が多い。Captura では「音声」欄よりどの出力ソースからの音声を動画に含めるのかを選択できる。

「マイク」は自分の声を動画に入れるかどうか、ヘッドフォンやスピーカーは実際に音が出ているデバイスを選択すると動画にその音声が入る。

その下の「品質」スライダーで音声の品質を指定できる。

Captura で録画した動画を見る

録画した動画は標準ではマイドキュメント以下の Captura フォルダに保存される。

もしくは Captura のウインドウ上部にある「最近のファイル」欄から保存したファイルを確認できる。

動画ファイルはそのままダブルクリックすればメディアプレーヤーなどで再生される。

まとめ

このように Captura を利用すれば簡単にデスクトップの録画を行うことができる。無料のキャプチャソフトを探しているのであればオススメできる。

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コメント

  1. 匿名 より:

    MITライセンスに基づいたソフトのようですが、撮影した動画を配信する際は、使用ソフトを明記した方が良いのでしょうか?
    帰属表示の要否をご存知でしたら、ご教示いただけないてしょうか。

  2. ryomatsu より:

    ライセンスに関しては詳しくありませんが、ここでいう MIT ライセンスは公開されているソースコードに対してのものなので、録画した動画は関係無いのではと思います。なので帰属表示は不要ではないかと思います。

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