60カ国以上のサーバが使える高機能で格安な VPN, NordVPN

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インターネットを利用する際に使われるものの一つに VPN という技術がある。Virtual Private Network の略で、一般的にはインターネットを利用する際にセキュリティを高めたり、発信元の国を変更する事で海外限定の Web サービスを利用、海外滞在時にその国の検閲を回避する、といった用途に使われる事が多い。

自分は良く海外に長期で滞在する事があるのだがその際に滞在国の検閲を回避したり、日本限定の Web サービスを利用するのに VPN を使う事がある。公衆無線LANを利用する際にも VPN があればセキュリティを確保できる。

VPN は技術力があれば自分で構築できるだけでなく、ボランティアで運営しているところや有料サービスも多数ありドレを利用するべきか悩んでしまう。

今回は世界60カ国以上、4000以上のサーバを用意し高機能なクセに妙に安い NordVPN という VPN サービスを試してみた。

日本公式サイト【Nord VPN】

NordVPN の特徴

NordVPN はパナマに拠点を置く VPN を提供する会社で世界各国で運営している。Web サイトは日本語に対応しており不自然な翻訳も見られず安心できる。

60カ国以上、4000以上のサーバーから接続先を選択可能

この記事を書いている時点では62カ国、4278のサーバーの中から利用するサーバーを選択できる。

日本やアメリカは勿論、イギリス、ドイツ、フランスといった EU 諸国、メキシコ、ブラジル、コスタリカ等中南米、アゼルバイジャン、タイ、台湾、インド等アジア圏もある。

用意しているサーバー数は国によって異なり、アメリカは1600ほどあるのに対してエジプトは3つのみとかなり違いはあるが、これが問題になることは殆ど無いだろう。

利用できる機能もサーバーによって異なる。例えばアメリカのサーバーは Double VPN や P2P などに対応しているがブラジルのサーバーにはそれが無いといった違いもある。ある特定の機能を利用したい場合にはサーバー選択には注意しよう。

同時に最大6台の端末を接続可能

多くの人は PC とスマートフォン、タブレットというように複数の端末を所持していると思う。それら全てで同時に VPN が利用できるというのは大変便利だ。

最安で月あたり2.75米ドルで利用可能

料金プランは以下のようになっている。

一ヶ月契約 11.95 USD/月
一年契約 5.75 USD/月
二年契約 3.29 USD/月
三年契約 2.75 USD/月

長く契約すればするほどお得となっている。三年契約ともなると日本円にして一月300円となり非常に安価だ。2年以上契約する場合には30日間の返金保証もある。もしサービス品質が気に食わなければ返金してもらう手もある。

支払い方法はクレジットカードや PayPal に加え BitCoin やリップルといった暗号通貨にも対応しており匿名性を高める事もできる。日本のコンビニ支払いや BitCash にも対応しているのでクレジットカードを持っていなくても利用できる。

Double VPN や Tor にも対応でより堅牢なセキュリティを得られる

VPN を経由することで自分の IP アドレスを秘匿する事はもちろん、VPN を二つ中継する Double VPN や Tor といったセキュリティ技術にも対応しており、通常の VPN よりも堅牢なセキュリティを得られる。

キルスイッチ機能により NordVPN が何らかの理由により無効になった場合にインターネット接続そのものを切断し、ユーザーがうっかり VPN 無しでインターネットへ接続する事を防ぐ機能もある。

それだけでなくログなしポリシーというものがあり、基本的にユーザーの行動はログを保存しないようだ。

専用 IP を利用可能

基本的に VPN というのは VPN を提供するサーバーを経由してアクセスする為、VPN のユーザーが複数同一のサーバーを利用した場合にそれら全員が同じ IP アドレスとなってしまう。それを防ぐ為に専用 IP を利用する機能がある。

アプリから簡単に利用できる

VPN の設定というのは面倒くさいものだが、NordVPN の提供する専用アプリを利用するとどの端末でも簡単に VPN へ接続できる。

対応している OS は Windows, macOS, iOS, Android といった主要なものだけでなく、Chrome と Firefox の拡張機能も用意されている。どのような環境でも利用可能だ。

NordVPN を使ってみる

早速アカウント登録して使ってみよう。

アカウント登録

以下のリンクより NordVPN を開こう。

日本公式サイト【Nord VPN】

画面中央に「NordVPNを購入」と表示される。これをクリックすると購入画面が表示される。

購入に必要なのはメールアドレスと支払いに必要な情報の入力のみでとても簡単に購入できる。

まずプランを選ぼう。二年プランだと月あたり3.29ドル(約360円)と非常に低額な上に30日間の返金保証があるのでオススメだ。三年プランは何故か隠されているが、上記リンクから「特徴」ページとかを開くと突然表示される。

プランの下にはメールアドレス入力欄がある。間違えないよう気をつけよう。

最後に支払い方法を選択する。

クレジットカード、PayPal、仮想通貨、その他から選択できる。仮想通貨は CoinPayments に対応している通貨(BTC,LTC,DASH,ETH,XMR,ZEC,XRP)であれば利用可能なようだ。

その他ではウェブマネーや中国の Alipay,UnionPay などのアイコンが並んでいるが「その他」を選んで次へ進めるとウェブマネーは無い。

そのかわりコンビニ支払いと BitCach がある。

支払いを済ませると登録したメールアドレスにメールを送ったとのメッセージが表示される。

メールを確認して「Activate Now」を押そう。

パスワード入力画面が表示されるので設定しよう。

これで登録は完了だ。

以前ある日本の VPN サービスを登録したがその際は住所やらメールアドレスやら事細かに入力を要求され面倒くさい事この上なかったが、最低限の情報しか要求しない NordVPN は非常に楽で良い。

Windows から NordVPN へ接続する

アカウント登録できたら早速利用してみよう。今回は Windows 10 から NordVPN へ接続を行う。

クライアントのダウンロードとインストール

NordVPN のページ上部にある「VPN アプリ」リンクよりダウンロードページを開き、「ダウンロード」ボタンを押そう。

ダウンロードできたらファイルを実行しよう。

インストール先を指定するダイアログが表示される。このまま「Install」ボタンを押せばインストールできる。

インストールが完了すると NordVPN へのログイン画面が表示される。

先程作成したアカウントのメールアドレスとパスワードでログインしよう。

ログイン完了。

おそらく初回起動時にはこのように「CyberSecを有効にしないか?」というダイアログが表示される。これは有害な広告やマルウェア、フィッシングなどを防ぐセキュリティ機能のようだ。既に何らかのアンチウイルスソフトなどのセキュリティソフトウェアを利用しているなら不要だろう。あとから設定欄で有効・無効を切り替えられるので

NordVPN へ接続する

クライアントにログインできたら以下のようなウインドウが表示されると思う。

画面上部にメニューと大きな VPN 接続スイッチが、その下に世界地図が表示されている。地図にはピンがいくつかあるが、これが NordVPN のサーバーの所在地となっている。

何も指定せずにスイッチを押すと日本の VPN サーバーに接続した。おそらく一番近いサーバーを自動的に選んでるのではと思う。発信元の国を変更する必要が無ければこれでも問題ない。

VPN への接続及び切断時には通知も表示される。

国を指定して接続したい場合にはその国のピンをクリックするだけで良い。

タイ王国を選択して接続し、本当にタイ経由なのか以下のリンクで検証してみる。

IP アドレス | tools.loumo.jp

ちゃんとタイ王国と認識している。

VPNの様々な機能を利用してみる

ただ VPN サーバーを経由するだけでなく、 Anti DDoS や Dedicated IP, Double VPN, Onion Over VPN, P2P といった機能も利用可能だ。これら機能を利用するにはクライアントの「Countries」から「Speciality Servers」を選択する。

そうするとこのように機能の一覧が表示される。一覧から使いたい機能をクリックするとそれだけで最適なサーバーを選択して VPN へ接続する。

試しに Double VPN を選択してみた。画面右側のメニューボタンを押すと詳細が表示されるが、どうやら台湾と香港のサーバーを経由して接続しているようだ。サーバーを二つ経由しているだけあって速度は明らかに遅くなるがよりセキュアである。

クライアントの設定

画面上部のメニューにある「Settings」から VPN クライアントの設定を変更できる。

残念ながらクライアントは日本語には対応していないようだ。なのでここに簡易的な解説を記載する。

Software Update クライアントの新バージョンがあればここに表示されるようだ
CyberSec 有害な広告やマルウェア、フィッシングサイトなどを防ぐ機能
Auto connect 選択した VPN サーバーへ自動的に接続する
Start NordVPN on startup Windows 起動時に自動的に NordVPN を起動する
Internet Kill Switch VPN 切断時にインターネット接続できないようにする
Invisibility on LAN LAN 上でこのコンピューターを非表示にする
App Kill Switch VPN 接続が予期せず切断した際にアプリケーションを終了する
Notifications 通知の有無を切り替える
Start minimized NordVPN クライアントを最小化状態で起動する
System of measurement 何故か Imperial(mi) というマイナー単位が標準になっている。Metric に変更しよう

まとめ

VPN は検閲回避やセキュリティの強化に非常に有用な技術であるがコンピューターやネットワークに詳しくない人にとっては敷居が高い。NordVPN は他の VPN と比べ、会員登録から VPN への接続まで非常に簡単に利用でき、しかも安い。

VPN を利用したいと思っているならオススメだ。

日本公式サイト【Nord VPN】

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