テキストエディタで重要な機能の一つに Diff がある。ファイル同士の差分を比較して違いを確認するための機能及びツールで、プログラマーであれば必須と言えるほどによく使われるものだ。しかし通常の Diff はファイル同士を比較するもので、ある文字列のみを比較したいという場合には向かない事が多い。
VSCode を利用しているのであれば Partial Diff という拡張機能を利用することで選択した文字列同士を比較する事ができるようになる。
Partial Diff - Visual Studio Marketplace
この拡張機能を導入した状態で文字列を選択して右クリックメニューを開くと、以下のように比較用の機能が表示されるようになる。
利用できるのは以下の通り。
- 比較のためにテキストを選択する
- 一つ前に選択したテキストと比較する
- クリップボードにあるテキストと比較する
- 表示されてるエディタにあるテキストと比較する
比較を行うと新規タブで Diff の結果が表示される。
見方は通常の Diff と同じだろう。文字列を選択してメニューから選択するだけなので簡単に利用できる。もちろん各コマンドはキーボードショートカットの指定も可能なので、頻繁に利用するなら設定しておくと良い。
文字列を比較する機会が多いのであれば入れておくと大変役に立つだろう。
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