ManyCam を使用して Youtube でライブストリーミングを行う方法を解説します。2016年12月時点でのやり方なので今後 ManyCam や Youtube の仕様変更により方法が変わってくる可能性があります。とりあえず今は以下の方法でできますよということで。
Youtube で配信を行うには RTMP という仕組みを利用します。Youtube だけでなく Twitch や Ustream 等動画配信サービスでは RTMP に対応している所が多い為、覚えておくと良いでしょう。他の配信サービスでも簡単に設定可能です。
ManyCam 自体の解説は以下を参考にしてください。
ManyCam を使用してゲームやデスクトップ画面の配信を行う | Lonely Mobiler
ManyCam を使って Youtube で配信する方法
まずは Youtube 側で配信できるよう設定しましょう。
Youtube へログインし、右上の自分のアイコンから「クリエイターツール」を開き、「ライブストリーミング」へアクセスします。
このような画面になると思うので、「始める」を押します。以下のような画面になると思います。ならなければ飛ばしてください。
Youtube でライブストリーミングを行うには SMS もしくは音声通話による認証を行う必要があります。認証方法を選択して電話番号を入力して「送信」を押し、受信した PIN コードで認証を行いましょう。
認証ができたら「ライブストリーミングをご利用いただけるようになりました」とメッセージが表示されます。
この画面の下の方に「エンコーダの設定」という項目があります。
ManyCam で設定する際にこの「サーバー URL」と「ストリーム名/キー」の二種類の情報が必要となります。「ストリーム名/キー」は隠されているので「表示」ボタンを押す事で表示、コピーできるようになります。ストリーム名/キーはとても重要なものですので他人に教えないようにしましょう。
次に ManyCam を起動しましょう。
ManyCam を起動したら左上をクリックしてメニューを開き、「RTMP」 -> 「新規の追加」を選びましょう。
「RTMP サーバを追加」を押します。
名前は何でも良いです。自分はわかりやすく Youtube としました。「サーバー」と「ストリームキー」の欄は先程取得したものを入れましょう。入力したら「作成する」を押します。
次に Youtube と ManyCam を接続する為の作業を行います。
ManyCam のプレビュー画面下部にある「ストリーミング開始」ボタンを押します。
配信サービスを選ぶ画面が表示されるので「Youtube」の欄にある「接続」ボタンを押すと、Web ブラウザで以下のような「ManyCam WebSite が次の許可をリクエストしています」画面が開きます。
「許可」を選んで ManyCam へ戻ると「ManyCam is ready to stream to Youtube. Start streaming now?」というダイアログが表示されます。
このまま配信を開始するのであれば「OK」を押しましょう。
Youtube のダッシュボードを確認するとストリーミングが開始されているのが確認できます。
終了時は ManyCam 上の「ストリーミング停止」ボタンを押しましょう。
これでいつでも Youtube で配信できますね。
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