PC ゲームの録画をしたりアプリケーションの使い方を動画で解説したい、という場合などに利用されるのがキャプチャーソフトと呼ばれる画面を録画するソフトウェアだ。
しかし、この分野のソフトウェアは有料のものが多く無料版ではロゴが出たり機能制限があるなど使いにくい。人によっては画面の録画はそう頻繁に行うものでは無いので、そのためだけに購入することを躊躇う人も多いだろう。
Windows で使える無料のキャプチャーソフトを探しているのであれば Captura というソフトウェアがオススメだ。オープンソースで開発されているソフトウェアで有料版にも匹敵するぐらい高機能で使いやすい。
動作には ffmpeg が必要だが Captura 起動時に自動的にダウンロードしてくれる機能もあるので PC に詳しくなくても導入しやすい。
Captura でできる事
Capture にどのような機能があるのか、簡単に列挙してみよう。
- 画面全体、ウインドウ指定、範囲指定での録画可能
- DirectX のフルスクリーンゲームにも対応
- Web カメラ利用可
- 保存できる形式は動画7種類と GIF アニメ
- Twitch や Youtube Live へのストリーミングも対応
- フレームレート・動画品質・解像度を自由に設定可能
- 画面にフリーハンドでメモや注釈を描ける
- スクリーンショットの撮影も可能
- 音声入力を選べる
- マウスクリックやドラッグ、キー入力などを分かりやすく表示
- ホットキーを自由に設定可能
- タスクバーに常駐
- 日本語を含む20以上の言語に対応
- 完全無料、広告も無しで利用可
デスクトップキャプチャーソフトに求められる機能は殆ど入っているのではないかと思う。
Captura を使って画面を録画する
実際に Capture を使って画面を録画してみよう。Captura をインストールして起動すると以下のウインドウが表示されると思う。
動画を撮るのであればディスプレイアイコンの欄から撮影したい場所を指定しよう。
やや日本語が怪しいところもあるが上から「画面全体」「範囲指定」「ウインドウ指定」「デスクトップの複製(おそらく DirectX 用)」「音声のみ」となる。
範囲指定であればこのようなウインドウが表示される。撮影場所を指定できたら画面左上の赤丸の録画ボタンを押せば録画を開始できる。
撮影終了時も同様に赤い四角のボタンを押せば終了し、動画ファイルとして保存される。
撮影した動画はマイドキュメントの Captura フォルダに保存される。
とても簡単だ。
丁度別のブログでアプリケーションの操作説明に関する動画を撮影したのでそれを埋め込んでおこう。
このようにマウスやキー操作も表示されるのでわかりやすくて良い。
Captura は上記の通り、ただ動画を撮るだけでなく様々な機能がある。使いこなせれば非常に強力だ。デスクトップ画面の録画をする機会があるなら覚えとくと後々役に立つと思う。
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