今回 VPS を契約したのは移行のためなのでいろいろデータを持ってきたり設定しなおしたりしないといけない。移行の際に何をやったのかをメモしておく。
ユーザの移行
Linux のユーザー情報は以下のファイルに記述してある。
/etc/passwd
/etc/shadow
/etc/group
/etc/gshadow
これらのファイルの中身を移行先の同じファイルとマージしてやれば移行元のユーザをそのまま使えるようになる。
ファイル
ユーザ追加したらファイルを rsync で移行します。
sudo rsync -av --rsh="ssh -p 10022" /home/* root@**.**.**.**:/home/
こんな感じで転送します。ホントは tar とかで固めて送りたかったんだけど、移行元のディスク容量が全然足りなかったのでディレクトリごと rsync で持って行ってます。この時だけrootでログインしてます。
設定ファイル
apache で VirtualHost を使用しているので、そこ部分だけコピペした。
移行元の CentOS では以下のファイルとなる。
/etc/httpd/conf/httpd.conf
移行先の Ubuntu では以下のファイルに書き込んだ。
/etc/apache2/sites-enabled/000-default
設定変更後 apache を再起動してやる。
MySQL
WordPress とか動かしてるので MySQL のデータも移さないといけない。
MySQL のデータはデフォルトでは恐らく以下に保存されている。
/var/lib/mysql
なのでこれをそのまま rsync で持ってくる。アクセス数が少ないのを良い事に mysql を落としてから実行してます。
sudo rsync -av --rsh="ssh -p 10022" /var/lib/mysql/* root@**.**.**.**:/var/lib/mysql/
DNSの設定
自分はムームードメインを使用しているので、そこのコントロールパネルのムームーDNSのページからIPアドレスを新しいサーバへ変更した。
これで元のサーバは必要無いので念のため少し経ってから解約する。