スマートフォンを長時間利用していると、データ通信量を使い切ってインターネットがつながらなくなったり、超低速になってまともに使えなくなってしまう場合がある。
4G/5G といった携帯回線を利用している限り発生しうる問題の一つで、特に月末になると契約したデータ通信量を使い切って困っている人も多いのではないかと思う。
このページでは Android スマートフォンでデータ通信を節約する方法をいくつか紹介しよう。
データ通信量の確認
スマートフォンでどのアプリがデータ通信を行っているのかを確認してみよう。Android であれば「Settings」->「Network & internet」->「Internet」->「通信キャリア名横の歯車」->「App data usage」から確認できる。
このようにアプリ毎のデータ通信量が表示される。大量にデータ通信を行っているアプリがあればそのアプリの利用を止めたり、設定の見直しを行うなどしよう。
Android でデータ通信の使いすぎ警告と制限を行う方法 | Lonely Mobilerバックグラウンド通信の停止
アプリによっては起動していなくてもバックグラウンドで通信を行っている場合がある。あまりバックグラウンドで大量のデータ通信を行うアプリは無いかもしれないが、上記アプリ毎のデータ通信量の確認からバックグラウンド通信も確認できる。
このように「バックグラウンド」欄でバックグラウンド通信量を確認できる。バックグラウンドでの通信量が多い場合は、この画面にある「バックグラウンドデータ」のスイッチをオフにしてバックグラウンド通信を無効化しよう。
YouTube/Amazon Prime/Netflix等の動画を低画質にする
スマートフォンのアプリの中でも最もデータ通信を行うものの一つに動画アプリがある。YouTube や Amazon Prime, Netflix などの動画配信サービスはデータ通信量を大量に消費しがちだ。
そのようなアプリを利用する場合は、設定から画質を落としたり、自動再生をオフにすることでデータ通信量を節約することができる。
例えば YouTube であれば、設定の「Data saving」からデータ通信量の節約に関する設定ができる。
スマホ版 YouTube のデータ通信を節約する方法 | Lonely Mobilerこのあたりの設定を行っておくとデータ通信量を抑えることができる。是非設定を見直してみてほしい。
アプリやゲームのダウンロードは WiFi で行う
スマートフォンで大量のデータ通信が発生するものの一つにアプリのインストールがある。特にゲームは容量が大きいだけでなく、ゲーム内で利用するリソースのダウンロードもかなりの量になる。
そのため、アプリのインストールやゲームでダウンロードが発生する際にはなるべく携帯電話での通信ではなく、固定回線経由の Wi-Fi を利用しよう。
データセーバーを利用する
設定の通信欄にはデータセーバーの設定がある。この設定を行うと、バックグラウンドでの通信を制限し、通信量を節約することができる。
Android のデータセーバー機能を利用してデータ通信量を節約する方法 | Lonely Mobilerデータ通信量のアラート及び制限を設定する
スマートフォンではデータ通信を使いすぎた際のアラートを設定できる。設定した通信量を超えると通知で警告してくれるため、使い過ぎを防ぐことができる。
Android でデータ通信の使いすぎ警告と制限を行う方法 | Lonely Mobiler便利なのでぜひ設定しておこう。
データ通信プランを変更する
そもそもデータ通信プランによって利用できる通信量が低く設定されている場合もある。自分が契約しているプランを確認してみよう。
どのプランを選択するべきかは自分がどれだけデータ通信を行うかによるので一概には言えないが、自宅に固定回線がありあまり外で通信しない場合には 3GB もあれば十分だろう。外出が多い場合でも 20GB あれば足りると思う。
一方で家に固定回線が無い場合にはもっと大容量のプランのほうが安心できる。
私は IIJmio という MVNO の通信回線を契約している。正直速度はあまり早くないが価格も安くて良い。
B08P817H2J
20GB プランでも月2000円程度なのでお財布にやさしい。
まとめ
このようにデータ通信量を節約する方法には様々なものがある。自分の利用状況に合わせて適切な設定や使い方を見つけよう。