ウズベキスタンのタシュケントから飛行機でアムリトサルへやってきた。初インドである。
タシュケントからインド・アムリトサルへウズベキスタン航空で行ってみたアムリトサル行きは飛行機のチケットが安かったから決めただけで一切情報を知らなかったが、シク教徒により建てられた歴史ある街であり、毎日セレモニーをやってるパキスタンとの国境の街であったりと非常に興味深い所であった。
場所はこのへん。まじでパキスタンのすぐ隣にある。なおパキスタンはビザ取得がめんどい事でバックパッカーの間では有名らしい。
アムリトサルへの行き方
インド国内からはバス、鉄道、飛行機の三種類どれでも行くことができる。
デリーからのバスは良い奴でおよそ8時間で約1000₨、鉄道はクラスによるが下は300₨上は2000₨といったところか。
他国からはパキスタンのラホールと陸路国境が繋がっている他、国際線も発着する国際空港が市内にある。自分も航路でやってきた。
アムリトサル観光
主な観光名所はゴールデンテンプルとワガ国境の二つだろう。
ゴールデンテンプル
アムリトサルはシク教徒の街であり、中でもゴールデンテンプルと呼ばれる中心的な寺院は非常に綺麗で有名だ。
シク教を雑に言うと頭にターバンを巻いてる人達の宗教だ。彼等は髪と髭を伸ばしっぱなしにするため、ターバンで頭を覆うようにしている。
ゴールデンテンプルはココにある。正式名称は「ハリマンディル・サーヒブ」というらしい。自分の滞在した宿からは徒歩圏内であった。
とても綺麗な寺院だが、中は撮影ダメって言われたので外側のみ、中の写真は Wikipedia から。撮ってる人沢山いるけど現地人っぽい人も警備員?から注意されていた。
By Apsk121 Angad Pal Singh Kingra - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
入場無料だが靴禁止、カバン禁止、さらに髪は隠さなければならない。と言っても靴置き場も荷物預け場所も入口付近にあり、髪を隠すバンダナも借りられる。
酷暑期に行ったが、大理石の上を歩くととても熱く足の裏を火傷しそうになる。なるべく日陰やシートの上を歩こう。
タダ飯も食べられるらしいが時間帯が合わなかったので食べていない。結構美味いらしい。それから水飲み場もいくつかある。暑い時期に行くなら水分補給もしっかりしよう。
ワガ国境
アムリトサル郊外西へ車で一時間弱行ったところにあるのがパキスタンとの国境であるワガ国境だ。インドとパキスタンの唯一の陸路国境らしい。
ちょうどアムリトサルとラホールの中間地点にある。ここは単なる国境としての機能があるだけでなく、夕方から始まるセレモニーがあり、それを見るために毎日観客がやってくる。
ゲストハウスにいた人達と一緒にトゥクトゥクに乗っていくことにした。往復500₨だった。
自分達が乗ったトゥクトゥクはかなりゆっくりした走りで一時間程で到着となった。17時半についたがすでに人が一杯であった。
外国人と現地人では観客席が分かれているようでそれぞれ別のゲートから通るように言われる。IDチェックがあるのでパスポートを忘れないようにしよう。また、カバンやモバイルバッテリーなどは持ち込み禁止だったので注意。カメラはOK。
国境に到着したら既に人々が路上ではしゃいでいた。観客はインド・パキスタン両側にいるが、パキスタン側は明らかに人が少ない。観客席には飲み物やアイスなどの売り子が居るので暑い時期に行くなら水分補給をしっかりしよう。
暫くすると軍人が入場してくる。
よく分からんけど盛り上がってる。
閉まってたゲートも開き、パキスタン側と向き合ってのパフォーマンス合戦のような感じだ。
最後は国旗を貢納してゲートを閉じ終了となる。
アムリトサル名物クルチャ
アムリトサル周辺ではクルチャと呼ばれるナンの一種が有名な料理らしい。自分も何度か食べたがなかなか美味い。
このクルチャというパンみたいなやつはアムリトサルの名物料理らしい。 pic.twitter.com/ZlOa0AO12j
— ryomatsu@🇮🇳Delhi (@ryomatsu) June 1, 2019
調理時にオニオンやバターなどを混ぜ込むことでバリエーションが増える。一般的にはひよこ豆のカレーであるチャナマサラと一緒に食すようだ。
アムリトサルの安宿
アムリトサルでは以下の安宿に滞在した。安さの割に綺麗でWi-Fiもそこそこ繋がり良い宿であった。
アムリトサル中心部にあるフレンドリーな安宿 Backpacker’s Nest | Lonely Mobilerアムリトサルまとめ
デリーから距離があり知名度も低いが、ここでしか見られない独自の文化もあり興味深い場所だ。時間があるならオススメだ。