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キルギスの首都ビシュケクへ行ってきた

アルマトイで2週間ほどだらけていたが、このままではいかんというわけで重い腰を上げてキルギスの首都ビシュケクへ行く事にした。初キルギスだ。

キルギスはカザフスタンの南、ウズベキスタンの東、中国の西に位置する。首都ビシュケクは中央北部、カザフスタンの国境近くに位置している。

ビシュケクへの行き方

陸路で行く場合、アルマトイやシムケント、タシュケントといった隣国の各都市からはバス路線が繋がっている為、楽に行ける。ビシュケクでは長距離バスは北西にあるバスターミナルへ止まるようだ。

場所はこのへん。近づくと客引きがよってくる。

国内の都市からもバスで行けるが、オシュのような遠方になるとバス路線が無く乗り合いタクシーになるらしい。

空港もあるので空路でも行けるが日本からだと直行便が無く、Skyscanner で検索すると乗換二回発生する便ばかり出てくるので大変そうだ。

市内観光

市内にはそこまで見どころがあるというわけではないが、いくつか面白いスポットがある。

オシュ・バザール

キルギス第二の都市オシュの名を冠したバザール。日用品や衣類、食材、香辛料など様々なものを売っている。

レストランや床屋、両替屋なんかもあるしバザールの外側にはキルギス3大携帯キャリアの店舗まである。入り口ではルーレットのようなギャンブルをやってる集団までいる。市場は非常に広く、普段見られないものが沢山並んでいるのでぶらぶらしているだけでも面白い場所だ。

髪切るタイミングを逃していたので切ってもらう事にした。

カットのみ 200KGS(約320JPY) と安価だが宿の人が言うには 150KGS のとこもあるらしい。外国人価格か店によるのかは不明だがどのみち安いから良い。

アラ=トゥー・スクエア

市内中心部にある広場。

広場といっても中央を道路が横切っているのでそこまで広いわけでもない。

マナスというキルギスの英雄の銅像がある。

博物館もあるのだが自分が行ったときはやってなかった。

裏にはレーニン像も。旧ソ連っぽい。

そのほかの見どころ

他には街南部にあるアラ・アルチャ自然公園やブラナの塔などが有名らしい。観光地ではないがアラ=トゥースクエアの近くには入場無料の遊園地もあるので散歩ついでに通ってみるのも面白い。

街中は緑が多く歩いているだけでも気持ち良い。

ビシュケクで食べたもの

キルギスで有名な料理といえばラグマンだろう。中央アジア全般で食べられる麺料理で、街中ではいろんなところで食べられる。

自分はラグマンの麺を米にしたガンファンのほうが好みである。

マンティもある。これはオシュバザールの道沿いにあった屋台。

大衆食堂っぽいのも。

新疆由来のダパンジという鶏肉料理。

他にはビシュケクでは食べてないがプロフという羊肉のピラフやベシュバルマクという馬肉を用いたパスタみたいなもの、ショルポという羊肉を用いたスープとかが有名。

ベシュバルマクはカザフスタンのものと違い細麺が主流のようでスパゲッティっぽい。

このへんも中央アジア共通のものという感じする。

朝飯にはカーシャやパンケーキ、サモサなどを食べた。

カーシャは東欧やロシアなどで食べられる乳製品を用いたお粥みたいなものでコメやソバの実を利用する。残念ながらコメのカーシャは口にあわなかったが。

キルギス風パンケーキも美味い。

ビシュケク市内特に中心部にはいたるところにバーガー・ケバブ屋がありどこでもシャワルマを食べられる。

チャイ屋台もそのへんにある。チャイ以外の飲み物は何らかの発酵飲料っぽくて好みが分かれると思う。

ビシュケクで泊まった安宿

ビシュケクでは以下の二つの安宿に滞在した。

ビシュケク西バスターミナル近くのアットホームな安宿 Bishkek Homestalビシュケク中心部近くにある綺麗な安宿 Hostel Frunze

どちらも良い宿であった。宿としての快適さなら Frunze, コミュニケーション重視なら Bishkek Homestal が良さそう。

まとめ

日本や中国を経由してくると首都といっても高層ビルもあまりない小さな街に見えるが、緑が多く飯も美味い過ごしやすい街であった。物価も安くキルギスはビザも緩いなど長期滞在にも良さそうだ。

また機会があれば行きたいところだ。

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