キルギス最大の湖・イシククル湖南東にある都市カラコルからビシュケクへ戻る際、せっかくなので湖を一周するルートをという事で中間地点にある街ボコンバエバへ行く事にした。その際泊まったゲストハウス グルミラという安宿を紹介しよう。
場所はボコンバエバ南西の街の外れにある。
街の中心部からは徒歩20分程度かかり途中からは未舗装路になるのでタクシーを使うのが楽そうだ。
建物には看板などが無いので住所を頼りに行こう。門左側のブザーを鳴らすと誰かしら出てくる。
ゲストハウスの敷地に入ると目の前にはユルタと呼ばれるキルギスの移動式住居が二つ置かれている。このユルタは宿泊施設としては利用していないようで中は物置のように少し何かが保管されているだけだった。ユルタの脇にレストルームがあるのでもしかしたら繁栄期には宿泊できるのかも？
建物は普通の住宅をゲストハウスに改造したような作りでオーナー夫妻も住んでいるらしくとても生活感ある。キルギスの田舎の家とはこのような感じなんだろうか。
ドミトリールームを予約したがオフシーズンで人が居なかったからか、ツインルームを利用する事となった。広くは無いが狭くもない、丁度良い大きさだ。小さいながらも机と椅子も用意されている。
Agoda で予約した際は朝食込みの値段という事だったがオーナーは予約情報見てないのか元々そうなのか朝食と夕食付の料金を提示してきた。折角なので夕飯もゲストハウスでいただく事にした。自分が行ったときはキルギス名物のベシュバルマクやパン・サラダなどのセットだった。
オーナーのおばちゃんの名前がグルミラでゲストハウスの名前もそこから取ったらしい。英語は不得意らしいがコミュニケーションに問題は無く、とても親切だった。ついでに犬もかわいい。
バスルームは建物内に一つ、ユルタの脇にもう二つある。建物内にある方は綺麗だが外側はちらっと見ただけなので中は未確認。まぁ問題ないと思う。
街の中心からはやや外れたところにあるもののとても居心地の良い宿であった。のんびりしたいならオススメ。