サイトアイコン Lonely Mobiler

2019年版, 機内持ち込み可能な旅行用バックパックを探す

俺は海外に居る事が多いのだが、その際利用しているバックパックについて若干不満が溜まってきたのでそろそろ新しいものを購入しようかと考えている。

現在は以下でレビューを書いた Gregory Border 35 を利用している。これはこれで良いバックパックではあるのだが、他の製品と比べてしまうとどうしても見劣りしてしまう部分もある。

Gregory Border 35 を購入、海外旅行に使ってみた

この記事では旅行用のバックパックに求める事と、俺が探した検討に値する商品を紹介しよう。

旅行用バックパックに必要な要素

まず俺が旅行用のバックパックに求める機能・性能を列挙しよう。

バックパッカーというと登山で利用するような大きなものを連想する人も多いと思うが、登山用のバックパックと旅行用のソレとでは求められる性能がかなり異なる点については注意が必要だ。

以下でそれぞれの項目について解説する。

機内持ち込みできる且つ旅行に十分な大きさがあり、軽量であること

俺は飛行機に乗る際はなるべく機内持ち込みのみで済ませたいと考えている。ロストバゲージの可能性や荷物の受け取りで手間をかけたくないからだ。

機内持ち込みできる手荷物には大きさや重さに対して制限があり、特に LCC と呼ばれる格安航空会社ではその閾値が厳しくなる。よってバックパックはなるべく航空会社の機内持ち込み基準に合う且つ軽量である事が求められる。

機内持ち込み可能な大きさ・重量については各社違いがあるが、基本的には容量 40L 前後の大きさであれば機内持ち込みできるようだ。40L もあれば旅行には十分である。ただし重さについては一部非常に厳しいところもあるので注意。

バックパック本体の重さは1.5kg以下、できれば1kgぐらいが好ましいところ。

メインコンパートメントが大きくひらくこと

これは単純に、メインコンパートメントが大きく開けばパッキングしやすい。旅行用のバックパックはスーツケースのように大きく開くように作られているモデルも多い。

ノートPCを入れられるスペースが背中側にあること

ノートPCを持ち歩くのでそれ用のスペースは必須だ。そしてノートPCは荷物の中でも重い部類となるので、背中に近いところにあると背負ったときに重さを感じにくくなる。多くのバックパックは背中側にあるがたまに反対側な事もある。

ノートPCを持ち歩かないのであればこの項目は不要だ。

ポケットの数が十分であること

少なすぎると困るが多すぎて困ることは無い。現在利用している Border 35 はこの点完璧であった。

サイドポケット(ドリンクホルダー)があること

飲み物や折り畳み傘などを入れる所が無いのは地味に不便であった。あったほうが良い。

コンプレッションベルトがあること

荷物が少ない時はコンプレッションベルトを使って重心を体に近いところに寄せたいし、見た目も小さくしてシュッとさせたい。上着などをひっかけるにも便利。サイドポケットと合わせて三脚などのさらに長いものを保持することもできる。

チェストベルト及びヒップベルトがあること

バックパックを背負いやすくするチェストベルトとヒップベルトは必須だと思っている。特にヒップベルトは荷物の重さを肩と腰に分散させられるため非常に有用だ。バックパックの中にはこれを省いている製品も多いがなぜ無いのか不思議でしょうがない。

鍵をかけやすいこと

登山用と旅行用の大きな違いの一つだと思う。そもそも登山用だとファスナーではないから鍵をかける事は不可能に近い。

旅行用のバックパックであれば通常のファスナーではなく、鍵をかける穴付きのファスナーを装備しているものも多い。もちろんファスナーに鍵をかけただけで盗難を完全に防げるわけ無いので油断は禁物。

旅行向けバックパックの候補一覧

以下で最近見た中で良さげなバックパックの紹介する。一部条件に満たないものもあるが候補という事でご容赦願いたい。

Karrimor Tribute 40

イギリスのアウトドアメーカー Karrimor が出した旅行向けバックパック。去年末に出たばっかりでレビューも殆ど無いが、上記条件を全て満たしたバックパックで見た目もカッコイイ。普段使いにも良い感じがする。

容量 40L 重量 1230g

コレが第一候補。

-- 追記
買った。

機内持込可! Karrimor Tribute 40 を購入したのでレビュー | Lonely Mobiler

CABIN ZERO MILITARY STYLE 36L

機内持ち込みサイズを想定した CABIN ZERO シリーズのうち MILITARY STYLE と呼ばれるモデルはヒップベルト付きで背負いやすい。これも上記条件をほぼ満たす。ポケットの数はやや少な目だがその分シンプルで軽量なのも良い。サイズは 44L/36L/28L とあるが自分の用途では 36L で十分かな。1万ちょっとと安いのも良い。

CABIN ZERO には通常モデルとミリタリーモデルの二種類あり、ヒップベルトがあるのはミリタリーモデルのみ。こちらのほうが若干重くなるがその分背負いやすい。重いといっても1kgぐらいなので十分軽い。デイジーチェーンがあるのも(使うかは別として)良い。

去年ぐらいに新モデルになってサイドポケットと内ポケットが増えた。買うなら絶対に新型。

容量 44L 重量 1050g
容量 36L 重量 950g

MILLET KULA 40

フランスのアウトドアメーカーが出している旅行向けっぽいバックパック。ちょっと縦に長いのが気になるがまぁ押さえれば機内持ち込みサイズになるだろう。メインコンパートメントが二方向から開けられるというのは便利そう。

40L/30L があるが 30L の実物を見た所若干小さい感じがしたので買うなら 40L か。

容量 40L 重量 1220g

EagleCreek WayFinder Backpack 40L

数多くの旅行用品をリリースしている EagleCreek の旅行用バックパック。コンプレッションベルトが無い以外はとても良い。EagleCreek のバックパックあんまりカッコイイと思ったことないんだけどコレは見た目も良い。とても惜しいが一応候補内。

容量 40L 重量 1170g

pacsafe Vibe 40

セキュリティ重視のバックパックを販売している pacsafe の 40L モデル。メインコンパートメントがスーツケースのように大きく開くので使いやすそう。ノート PC 入れが背中側じゃないところが非常に惜しい。ノートPC重いといっても 1kg 以下の軽量モデルならそんなに気にならないのか?

他にも日本向けに 28L モデルがあるのだがウエストストラップが無いのと流石に 28L では小さいような。

容量 40L 重量 1370g

Osprey Farpoint 40

欧米人に大人気の旅行向けバックパックが Osprey Farpoint 40。東南アジアを歩いているととても良く見る。これもノート PC 入れの場所以外は良い。売れてるってことはそんなに気にならないのかもしれないが。。それからバッグ本体の重量も他と比べると重いかも。

容量 40L 重量 1437g

Coleman Walker 33

アウトドアメーカーのコールマンが出しているデイバッグ Walker 33 だが非常に軽量なので気になっている。重さは 750g とここで紹介した中で一番軽い。そして1万円以下で買える安さも魅力的。人気モデルなのか色のバリエーションも豊富なのも良い。

その分他より容量は少なめだが見た感じ十分そう。ただ軽いと生地の薄さとか不安になる。まぁそのへんはトレードオフということで。

容量 33L 重量 750g

まとめ

旅行においてカバンは非常に重要なものの一つなのでこだわりたいところだ。購入したらレビュー記事も書きたいと思う。

Sponsored Link
モバイルバージョンを終了