Web アプリやスマートフォンアプリの開発を行う際、各種 API へアクセスしたり、自ら API サーバを構築する事があると思う。そういった API へアクセスする際、スクリプトを記述したり curl や jq などのコマンドを組み合わせたり、REST API へアクセスする為のクライアントを利用する事になると思う。
ブラウザに Google Chrome を利用しているのであれば Restlet Client という拡張機能を利用するとブラウザ上で Rest API へのアクセスを行ったり、簡易的な動作テストを行う事ができる。
https://chrome.google.com/webstore/detail/restlet-client-rest-api-t/aejoelaoggembcahagimdiliamlcdmfm?hl=jaこの拡張機能を入れるとツールバー上に「R」のアイコンが表示され、それをクリックすると Restlet クライアントが表示される。
画面左側がアクセスした履歴と REST API へのアクセスを保存できる領域が、右側の REST API とある欄より URL やパラメータを指定して API へアクセスできる。例えばこのブログの REST API へアクセスしてみるとこのような感じになる。
Response の欄にヘッダーとボディが表示され、JSON 形式でデータを取得できているのがわかる。さらにその下にあるエリアでは ASSERTIONS とあるようにテストを記述できる。例えば上記スクリーンショットではステータスコードが 200 であると指定している。
200 を 404 に変更すると当然エラーとなる。このようにテストを記述する事で人力に頼らない API の動作確認も行える。
API へのアクセスは画面上部の「Save」ボタンより保存でき、後から再度アクセス可能だ。
画面上部の SENARIOS タブからは複数の REST API をまとめて実行、テストを行う事ができる。
Web デベロッパーであれば入れておくと何かと役に立つと思う。