開発しているものやプロジェクトによってはリモートサーバと頻繁にファイル転送を行う事があると思う。ファイル転送するには基本的には SCP に対応している WinSCP や Filezilla などを使うと思うが(まさか今時 FTP なんて使わないよね)、一々他のアプリを起動したり切り替えたりするのは面倒くさい。できることならエディタ上で完結させたいという事も多い。
Atom であれば remote-ftp というプラグインを使う事でリモートのファイルを扱うのがとても楽になる。
remote-ftpリモートサーバもツリービューで見やすいし、右クリックメニューからいろいろ操作できて便利です。
リモートサーバのファイルを開けば保存時に自動的にアップロードする事もできる。リモートのファイルを直接編集したいが ssh で Vim 使うのはちょっと・・・といった用途にも良い。
サーバに接続するには以下のようにする。
- プロジェクトを開く。無ければファイルを作る。
- Packages -> Remote-FTP -> Toggle と選択し、remote-ftp サイドバーを開く。
- Packages -> Remote-FTP -> Create (s)FTP config file と選択し、設定ファイルを作成、編集する。
- Connect を押して接続する。
設定ファイルは json っぽいものに直接記述していく。例えば sftp であれば以下のような感じ。
{
"protocol": "sftp",
"host": "example.com",
"port": 22,
"user": "username",
"pass": "password",
"promptForPass": false,
"remote": "/path/to/project/",
"agent": "",
"privatekey": "",
"passphrase": "",
"hosthash": "",
"ignorehost": true,
"connTimeout": 10000,
"keepalive": 10000,
"keyboardInteractive": false
}
リモートのファイルを見たい機会は結構あるので入れておくと便利かもしれない。